ワシントンは桜の木を切って偉い人になったけど

今日も春の陽気です。気温はぐんぐん上がっています、桜の花もきっと満開になるでしょう。桜の花で思い出すのは、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンです。彼が子供の頃、桜の木を切ったことを自分から申し出た逸話は有名です。

しかし、最近ではこの話は後に作られた話で、ワシントンは桜の木なんか切っていないのでという説もあります。どちらでも良いことですが、偉い人になると人と違ったエピソードが必要なんですね。

ところで、私も幼少の頃、木を切ったことがあります。ちなみに桜の木ではなくスギの木だったのですが、私の家の裏が田んぼで、その向こう側に里山があり、そこに直系10~15cmのスギの木があちこちに生えていました。

スギの木ですから自然に繁殖するわけもなく、当然に植林されたものだったのですが小学校低学年の私にわかるわけもなく、納屋にあった鉈を持ち出して小道の脇の手ごろなものを切ってみました。

今、思えば特別な理由があったわけではないのですが、刃物を使って木を切り倒すという行為に何故か、「かっこよさ」を見出していたような気がします。まだ小さかったので、切り倒すまでは何度も鉈を振るわなければならなかったので、まるで鳥がつついたような切り口になってしまいました。

その日の夜、夕食の場で父から「誰か里山の木を切っている」と話が出ました。父は切り口から私が切ったのではないかと、予想はしていたようです。しかし私は怒られるのが怖くて、自分がやったことは言い出せませんでした。

食事が終わって父に納屋に呼ばれ、鉈が刃こぼれしているのを見せられて、仕方なく自分がやったことを白状しました。父はアメリカ人ではなかったので、ほらやっぱりとばかりに私を怒りました。

ワシントンが桜の木を切ったことを正直に言って褒められたことが事実ではなく創作だという話はわかるような気がします。親が子供のそうした行為を咎めるのは道徳的な問題以前に、刃物を使う「危険」を知らしめるためなのです。

でも、ワシントンは戦争にもいったし、刃物も振り回していたから桜の木を切ったのかもしれません。

 

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