どうしても伝えたい「ねこラーメン」の良さを

昭和期の漫画で「嗚呼!花の応援団」という漫画があります。それなりに時代の流行でしたので、映画化されたりと話題になりました。私が思い出すのは、登場するオッサンのような応援団の団長や部員の話ではなく、団員が立ち寄った「おでん屋台」の話です。

なにげなのですが、おでん屋台のおでんの中に「ねこ」の首が入っているのです。書き文字で見ると残酷なのですが、できれば実際の漫画をご覧ください。シャレがわかる方なら笑い転げるくらい面白い画になっていますから。って、漫画やおでんの話がしたのではないのです。

実は、福岡のある地域(基本的に筆者の周辺とご理解ください。)では、行列ができるようなおいしい店には秘密があります。それは出汁の製法で、使っている原料が独特なのだという、根拠のない噂が流れます。行列を作っても入れないお客のやっかみや、同業者の声ってこともあるのでしょうが。

そんな噂の中でもダントツで多いのが「どうも、出汁にねこを使っているらしい。」というものです。開店前に店の前に行くと、奥の方から「ギャー」とねこの声が聞こえたとか、店の裏のゴミ捨て場にはねこの小さな頭蓋骨が積み上げられていたとか、ねこ出汁の話は面白、おかしく増幅していくのです。

基本、シャレなので本当にねこで出汁を取っていると思っている人はいません。逆にねこ出汁の店と呼ばれるくらいになると、お客が集まる繁盛店ということです。福岡にかぎらず、いろんな地方で同じような話はあるのでしょう。今日は最後に、おもしろラーメン屋さんをご紹介したいと思います。

その店は友人から紹介されたのですが、まず看板やのれんがない。次にオープンを知る為には外に出された「灰皿」として使われているブリキ缶が、出ているかどうか見る。店内には入ってもメニュー等の張り紙は一切ないので「ラーメン」を頼むこと。店舗の従業員はお姉さん一人でお客を見ているので指示に従うこと、基本お姉さんは「まず、スープからどうぞ」とスープを薦めるので、その通りにしないと奥から店主が包丁を持って現れ、めっちゃ怒られる。という濃厚とんこつラーメンのお店を紹介されたことがあります。

話としては80%くらいは本当のお話です。すごくおいしかったです、きっとねこ出汁を使っているのだと思います。お薦めです。

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