入り口をくぐると作り始めるのが「長浜らーめん」

実家から野菜が送られてきました。隅の空いたスペースには「うまかっちゃん」や「棒ラーメン」が詰められていました。ご存知ですか福岡のインスタント・ラーメンを、「棒ラーメン」はマルタイという福岡地元のメーカーで作られている昔ながらのインスタント麺です。全国的な普及品との違いは、中の乾燥麺が名前の通り”棒”になっているんです。味は最高?だと思いますので、一度ご賞味ください、最近では関東地区は100円ショップなんかで販売されています。

ということで、今日はラーメンのお話。申し訳ないのですが、ラーメンの話は今後も度々出て来ることになりますので、嫌がらずにお付き合いください。今日のお題は「長浜ラーメン」です。長浜とは何ぞや?長浜というのは福岡市内の北、海に近接して設けられた魚市場の周辺地区を言います。東京で言えば築地みたいなものです。

市場の周辺では早朝から働く人の為に飲食店が営業しているのが常、長浜も屋台が出て酒などを出していたのですが、やはり肉体労働=炭水化物+脂ということでラーメンを提供するお店ができたのです。これが長浜ラーメンの元祖となります。めんどくさいのですが、当初は元祖を名乗るラーメン店が2店舗営業しており、常に「元祖」もめぐって戦っていました。(ちなみに昭和期です。この当時、私は近くの予備校に通っており、長浜にも週3くらいで通っていました。)

そうそう、肝心なラーメンのことを解説しなくてはいけません。申し上げたように、長浜は市場で働いている人も忙しいため、「時間がない」状態でした。このため、ラーメン屋の引き戸を開けると客は「柔」か「硬」か、開けると同時に言わなければなりません、しかも大声で。すると、席に着くと同時くらいにラーメンが出来上がって来るのです。

お上品にラーメンを召し上がっている方々には想像もつかないかも知れませんが、かつての元祖長浜ラーメンはそういうお店でした。客の姿が見えれば作り始めるというのが時間のない長浜流だったのです。ちなみに、替え玉は「当然食べるもの」として位置づけされており、関東風の替え玉とは少々、意味が違います。また、「替え豚」というチャーシューのお替りもありました。

長浜の思い出は尽きないのですが、書いてるとずーと続いていきそうなので、今日はここまでとさせていただきます。

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