天気の話、台風にはちょっと早いけど

今日は雨です。連日、気温が上がってきて「春」って感じだったのに冬に戻ったようです。気温が下がって、雨が降っています。予報では、夜まで降り続くようです。雨で思い出したのですが、関東に住んでいると台風をあまり意識することがありません。来てすぐくらいには、台風が接近と聞くとすぐに帰らなければと思っていましたが、関東に住んで長い人は「慌てなくても外れるから」といった具合であまり気にされません。

最近は異常気象で北海道ですら安心はできないのですが、基本的には九州に来襲する台風の頻度と比較すると、関東やそれ以東は台風の上陸は少ないのではないでしょうか。また、本当に台風の脅威にさらされた経験を持たれている方も少ないと思います。

私が福岡に住んでいたころ、勤務していたのは福岡市の中心部でした。大型の台風が福岡を直撃したときの話です。大型台風の進路が確定し、事務所の大半の人間は午前中に帰ってしまい、事務所にはわずかな人間しか残っていませんでした。昼頃には豪雨と強風が吹き荒れ、ビルの窓は洗濯機の窓のようになっていました。

しかし、午後になってピッタリと雨風が止んだのです。空を見上げると少し、明るくなっているような気もしました。人間とは恐ろしいものです、その状態を見たとき「帰れるかも知れない」と思ってしままったのです。ちょうど、台風の目の中に福岡市内が入ったのです。

私はカバンを持つと傘も持たずに外に出ました。会社から家までは10kmくらいだっと思います、公共交通機関はストップしていたので歩いて家路につきました。道程は順調でした、博多駅を超え、福岡空港を通り過ぎ、途中には横倒しになった大型のトラックも数台見かけました。

様子が変わったのは、残り3分の1といったところに来たときです。吹き返しがやってきました、雨は息ができないくらい横殴りに降ってきます、風は大変な威力でいろんなものが脇を飛んでいきました。車は通っていなかったのですが、風の為にほとんど道の真ん中を行かなくてはなりませんでした。

家までの3kmほどの間、風雨は弱まることなく勢いを増しました。家に帰りついたときには悲惨な状況になっていました。ズボンは破れ、シャツは飛ばされて、体中に小さな傷がありました。風で飛ばされたいろんなものがぶつかったためか、信じられないようなところに出血もありました。

妻が言いました「バカばい。」私もそう思います。季節には少々早いですが、自然の猛威の前に人間は無力です。天候が悪い時に外出するのは控えましょう。

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