「飲み放題禁止」の時代がやって来る?

煙草の次はお酒に厳しい時代がやってきそうです。受動喫煙問題の後は、アルコールによる健康問題が取り沙汰されているようです。私は自慢ではありませんがニコチン中毒だったので、アルコール中毒とか、そういう方の事は少しはわかるつもりです。とは言え、アルコールへの依存やその影響の大きさは煙草とは比べるべくもないようです。

2011年に小泉今日子、長瀬正敏の主演で映画化された漫画家・西原恵理子さんの実話「毎日かあさん」を見たことはありますか。アルコール中毒になった夫を漫画家の妻が支える話なのですが、中毒を治すために入院した夫が小銭を手にすると自販機でカップ酒を購入するシーンがあります。見ている方は「なぜ、そこで飲んでしまうの」ともどかしい思いをするのですが、それが中毒なのです。

確かに依存性で言えば、薬物>アルコール>ニコチンといった順番なのかもしれません。しかし、何かに依存しなければやっていけない状態が中毒であり「重い病」なのです。私もニコチンを抜くときに医師の方に言われました「そもそも中毒は、病気なのだから、その自覚が大切です。」と、それと「中毒になった人間は治ることはありません、『摂らずにおく』だけなんです。1本でも吸えば元に戻ります」とも言われました。

私はお酒は強い方です、ある程度まで酔うとその状態で一晩中でも飲んでいられます。出身が北部九州なので「飲めてあたりまえ」みたいに言われます。確かに地域的にはお酒には寛容で、20歳前から公の場(地域の集会)などに出ると、高校生くらいになるとビールくらいは薦められます。成人すると量は半端ない状態になります、私の父は外で一升飲んで来て、家でさらに一升飲むような人でした。

でもご存知でしたか、大量にアルコールを摂取したから中毒になるということではないのです。一時期問題になった「キッチンドランカー」のように、ある量を超えて継続的に飲酒をすることで中毒になるのです。

分煙問題のときも焦点でボケているような気がしたのですが、「飲み放題禁止」もちょっと違うような気がします。居酒屋さんで「飲み放題」やっても、時間無制限でやるところはありませんし、羽目をはずすお客がそんなに多いとも思われません。

日本の政府が下手なのは「知って理解してもらう」ことではないでしょうか、規制をかけるその前にアルコール摂取の人体への影響や危険性を知らしめることが重要だと思います。会社で飲むときに「飲み放題」がなくなると幹事がめんどうで仕方ありません。

 

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