「三ツ矢サイダーCMの中止」ってなんだ!

三ツ矢サイダーのCMが放送中止になりました。CMは神木隆之介さんと芳根京子さんが出演する「僕らの爽快編」がそれです。いろんなところで報道されているので内容はご存知かとは思いますが、屋上でトランペットの練習をする芳根さんにふたりの友達がぶつかっていくというもので、「マウスピースで口を切ってしまう」危険があるという指摘があって、販売元のアサヒ飲料は総合的な判断のもとに放送を中止したようです。

三ツ矢サイダーはご存知ですか?

三ツ矢サイダー明治時代に宮内省が兵庫県多田村平野(現在の川西市平野3-23-1)の平野鉱泉を用いて炭酸水の飲料工場を建造して始まった。後に工場は三菱に払い下げられ権利は明治屋が得て、1884年に「三ツ矢平野水(みつやひらのすい)」として販売した。~Wikipediaより引用~

なんと三ツ矢サイダーは100年以上の歴史を持つ炭酸飲料だったのです。私が子供だった頃は親戚宅を訪問すると「三ツ矢サイダー」か「ファンタ」が出てきました。「コーラ」を飲んだ記憶はほとんどありません。話が逸れてすいません。サイダーは初期、天然の鉱泉水を利用して作られていました。同じアサヒ飲料から販売されているウィルキンソンの炭酸水も三ツ矢サイダーと同じ兵庫県内の鉱泉水を利用して作られました。

ウィルキンソンというハイカラな名前ですが、創業者が英国人のクリフォード・ウィルキンソンだったため、商品名もウィルキンソンとなったのです。発売も三ツ矢サイダーとほぼ同じ1889年でした。

このように日本の炭酸飲料は100年以上の歴史を持った事業なのです。日本国内にコカ・コーラが最初に入ってきたのは大正時代ですから、サイダーは国産清涼飲料として誇るべき商品です。透明な液体に湧き上がる気泡、一気に飲み下したときの喉越しの感覚、そして何よりも「サイダー」というその名称。もともとはリンゴ酒のCIDERからきたようですが、透明炭酸飲料=サイダーのイメージは絶対化されています。

今回、危険を伴う行為がCM中にあって商品イメージを損なうため放送中止となったと理解していますが。爽やかさをイメージしてもらうためのCMの1シーンを取り上げて「危険」を指摘するのはどうなのでしょう、ご紹介したように長い歴史を持つ商品であるが為に「国民的商品」でもあります。だから、メーカー側は可能性は薄くても危険性がある表現は使えないとご判断されたのでしょう。

消費者側にも商品に対する愛があっていいのではないでしょうか、「僕らの爽快」でトランペットに危険を感じる人がどれだけいるのでしょうか?私にとって三ツ矢サイダーは今日も爽快な飲料です。

 

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