あの頃「ゴキブリ」なんて見たこともなかった

私が育ったのは標高が1000m近くある山間部であったため、平野部とかなり気温差があり、このため環境的にも、かなり違っていました。そのなか でびっくりするのが日常的な生物の環境です。例えば、植物で言えば「タンポポ」などは生えていませんし、川にはメダカもいませんでした。私が実家を出て最初に驚いたのはゴキブリです。噂には聞いていましたが見たのはひとり暮らしを初めてからです、体はこげ茶色で長い触覚があって、時々飛んでいく、とはいっても虫なので、そこまで気にすることもありませんでした。

 

ゴキブリ以上に驚愕したのが「ヤモリ」でした。一度部屋に侵入してきたことがあり、その独特の動きに鳥肌を立て、ひと晩中逃げ回っておりました。とにかく、あの黒い眼がクリクリ動くのを見ると恐怖で固まってしまいます。私は田舎の出身ですが、爬虫類はまったく免疫がなく、1m内に近づくことができません。

アパートの一人暮らしで恐怖を覚えたのは、心霊現象でも強盗でもなく「ヤモリ」でした。しかし、「ヤモリ」は部屋への出入りや窓の開け閉めに気を付けておけば進入を阻止できるのですが、「ゴキブリ」はどんなに清潔な環境を心掛けてもいなくなることがありません。

 なんでもゴキブリはA家で駆除をするとB家に非難し、A家での安全が確保されると戻ってくるのだそうです。つまりは、1戸の住宅で駆除を行っても一時的な減少が見られるだけで絶滅させることはできないらしいです。ダニと同じように共存しなくてはならない生物のようです。

 先日。実家に帰ったときゴキブリらしきものを見かけたのですが、どんな環境であれ繁殖するそうなので、いてもおかしくはありません。しかし、不思議と「ヤモリ」だけはいないのです。代りに小川や沼に「イモリ」が生息しています。

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