豚足を焼いて何が悪い?

関東で「豚足」を注文すると”冷えた”茹で豚足を辛みそかタレを付けて出されます。食感的にはコリコリしていて、ゼリーを硬めにした感じなのですが、福岡出身の私としては「焼いてほしい」のです。現在、埼玉に住んでいますので焼き鳥は「力」さんに行くことが多いのですが、やはり茹で豚足なのです。みなさんがおっしゃるのは茹でて冷やせば、あっさりと食べられると言うのです。

福岡の焼き鳥屋で「豚骨」を注文すると、軽く塩を振った豚足の半身を焼いたものが皿に乗って出てきます。その塊から小さな骨を出しつつ食べるのがいい感じなのです。最近では、半身ではなく小さく分けたものが出てくるところが増えているようですが、素手でかぶりついてこその豚足なので最低でも半身で焼いてもらいたいものです。

焼くと外側がパリッとして中身がモチモチなので食感の違いを味わうことができます。また、焼くことによって香りが立つので食欲もそそられます。この”焼く”というのは福岡だけで、他の地方は基本的には茹でるか煮るかで食べられているようです。豚料理で有名な沖縄でも「てびち」は豚足の煮物です。静岡県の県西部、浜松や磐田などでは「おもろ」と呼んで醤油と砂糖で煮つけます、定かではありませんが琉球由来の料理とされているようです。

お隣の国韓国でもよく食べられていますが「チョッパリ」という豚足を表すハングルには別の意味もあるようで、日本からの観光客は積極的に豚足を食べには行かないようです。(日本人が草履などを履くと、足が2つに分かれることから日本人を蔑視する言葉として使われることがあります。)こちらでも、基本は茹でて味付けをします。中国、ベトナム、欧米、どこの調理法を見ても煮込むものが多く、焼いて調理するところはありません。

私は声を大にして言いたい「焼いてごらんなさい」こんなにおいしいものはありません。外はパリッと中はモチっと、関東圏の焼き鳥店の方々にもお願いしたい。メニューには「茹で冷」と「焼き熱」の二種類をお願いします。

 

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