第30回 全国ベスト10決定!(第一生命サラリーマン川柳コンクール)

別に川柳に興味があるわけではないのですが、30というキレの良い数字に惹かれて内容を見てみした。今年も、なかなかおもろい作品が選ばれています。サラリーマン川柳は第一生命の企画コンクールとして1985年に募集開始、1986年に最初に発表されました。一般公募が始まったのは1988年(昭和63年)からです。それ以来、毎年募選考が行われています。

内容は、景気に関するものや流行語、その年の流行や世相を反映しながら、サラリーマンの悲哀をユーモラスに詠んだ作品がほとんどです。応募作品から第一生命さんが100首を選び、2月に発表します。それから一般投票で10首を選ぶ形式になっています。今年は全国から寄せられた55067句の中からサラ川ファン約11万4千人の投票によって栄えある10首が選ばれました。上位3首を私なりの解説でご紹介したいと思います。

第3位  得票数3,472票

ありのまま スッピンみせたら 君の名は?

※もうすぐ花嫁(20代/女性)の作品。もうすぐ結婚する男女の会話だと面白いですね。ふたりの距離感や仲の良さが伝わっきます。流行語が入っ      てくることで全体に軽さが出ているような気がします。

第2位  得票数4,570票

久しぶり! 聞くに聞けない 君の名は

※健忘賞(50代/男性)の作品。いやいや、まさにサラリーマン川柳です。私もしょっちゅうです「この人誰だっけ?」先方は自分の名前を覚えていてくれてるのに、どうしても相手の名前が出てこない。なんとかしてヒントを手にしたい、うーん、出てこない。悟られないようにこの場を切り抜けて事務所に戻って名詞をめくってみよう。といろいろ考える情景が見事に描写されています。

第1位 得票数5,822票

ゆとりでしょ?  そういうあなたは バブルでしょ?

※なおまる御前(30代/女性)の作品。『日本人でしょ?そういうあなたは 韓国人でしょ?』ではしっくりこない『 男でしょ?そういうあなたは オカマでしょ?』でもない、世代を代表する呼称を対比させることで互いの違いを見事に表現しています。30代の女性であればバブルを知るはずもないのですが、平野ノラでも見て「バブル世代」をイメージしたのでしょうか、納得の1位でした。

本家、第一生命さんのサイトをご覧ください。なかなか面白いですよ。

 

 

 

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