6月2日 日経平均株価が1年半ぶりに2万円台回復。

たまには経済ネタもいいんじゃないかと思い書いてみます。6月2日午前の東京株式市場で、日経平均株価が取引時間中では約1年半ぶりに2万円台を回復しました。前日のアメリカ、ダウ工業株30種平均が3か月ぶりに史上最高値を更新した事や、順調な米経済指標の動向を受けて為替市場で円安・ドル高が進んだことなどが好材料とされたようです。買いは幅広い銘柄に広がっており、上げ幅は一時前日比の200円を超えました。午前11時40分現在は278円高の2万138円です。

昨日、アメリカのダウ工業株30種平均が3か月ぶりに史上最高値を更新したのは何故なんでしょう?相場を押し上げたのは雇用回復への期待のようです。今年初めから相場上昇を主導するロボットや人工知能などIT分野の成長が生身の人間の雇用を奪うとする見方がありましたが、実際には労働市場の拡大につながるとの前向きな考え方も増えてきて、工業株の株価上昇に影響したようです。

私は個人的にはトランプ大統領が1日、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱することを公表したのが原因かと思っていました。トランプ大統領はパリ協定に関し「非常に不公平だ」として「米国に不利益をもたらし、他国の利益になる」と非難し、公約を実行したことを正当化しました。世界195ヵ国が署名した協定を否定したことでアメリカの国際的指導力に疑問が出て、温暖化対策推進への妨げとなるのは必至です。

しかし、他の国との連携を否定し自国の利益を優先することは、その国の企業にとってはありがたいことなのではないでしょうか?IT技術が労働枠を拡大すると説明されるよりも、環境保全策にコストがかからなくなるため企業負担が減る、とした方がわかりやすい気がします。トランプさんは国際外交の矢面で非難されるのでしょうが、米国内企業は利益を受けるのではないでしょうか。

トランプさんを見ていると悪者的なのですが、アメリカ国内の企業・労働者にとっては「いい大統領」なのかも知れません。変な話ですが、ドリアンはおいしくて食べたいのですが、ドリアンが好きって言うと「そんな!」って言われるのに似ていませんか、アメリカの大手マスコミをトランプさんが「フェイク・ニュース」と呼ぶのはそういう意味ではないかと思っています。

そんなことを考えている間にお昼を超えてしまいました。日経平均株価はまだ上昇しています、株価の上昇が消費者の生活に反映されるような状況になれば良いのですが、株価の上下動は舞台の芝居を見ているような距離感です。

 

 

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