ファストエントリーってなんね。ラーメンばい?

台湾に博多ラーメン「一蘭」の1号店が6月15日にオープンすると報道がありました。そこまではいいのですが、人気を得ることは確実と見ているのか、並ばなくても優先的に席につけるファストエントリー制度を設けることを発表しています。これに対して現地台湾のメディアやネットでは非難の声が寄せられているといいます、台湾でも通常600円程度で食べられる日本のラーメンに特別料金を払って席を確保するのはいかがなものなのでしょうか?

このファストエントリー制度、おみあげなどの指定商品を購入すると並ばずに優先的に席につけるというものなのですが、現地価格で6000台湾元(21,800円)もの支払いが必要になります。日本でも一部でおみあげ+優先席の制度を実施しているところがあるようですが、価格は約3,000元、11,000円や約2,700元、10,000円くらいのようです。いづれにしても別途商品を買うにしても1万円以上の金額を支払うことには抵抗があります。

あくまで私見ですが、ラーメンはラーメンであってサービスであれ、他の要素を取り入れれば、それは別な物になってしまうのではないかと思っています。30代まで博多にいて長浜ラーメンを食べてきた人間としては、のれんをくぐり「かたっ!」と言って席に座れば、すぐにラーメンが出てくるのが博多ラーメンです。食べ始めから1分くらいで「替え玉」頼んで、また1分かからずに替え玉入れて食べて、おそらく早ければのれんをくぐって10分以内には替え玉まで食べ終えると思います。

一蘭は集中して食べるようにと各個客スペースが間仕切ってありますが、これは初代の頃からやっていたことで最近のものではありません。初めて食べたのは、もう30年以上前になると思いますが、並んでもそんなに時間がかかった記憶はありません。

みなさん「博多」ラーメンとおっしゃいますが、それは細麺を使って豚骨だということだけではないでしょうか、真正の博多ラーメンは、その提供のスピードや回転の速さも大きく関係すると思います。私は東京に進出した”地方ラーメン”は標準化されたものだと思っています、地方での味・サービスそのままでは万民に受け入れられないからです。しかし、(地方の標準化)と(ラーメンの拡大解釈)は別です。他のカテゴリーで許容されるサービスであっても、ラーメンというカテゴリーでは無粋になってしまいます、今回の台湾一蘭には「東京」の冠を付けてはどうでしょう。

 

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