本格的な梅雨なのに夏至、東海では大雨の天気。

今日は夏至、一年で昼(日の出から日の入り)の時間が最も長い日なのです。でも、朝から雨、曇天の空から大粒の雨が落ちてきており、朝から暗く昼が一番長いと言われてもピンときません。また、紀伊半島から東海地方にかけては大雨で各地で避難警報も出されているようです。天気図を見ると、東海地方に厚い雨雲がかかっているのがわかります、もうすぐこの雨が関東にもやって来るのでしょう。

昨日、九州の母と電話で話した際「そっちも日はなごうなったな(長くなったか)、こっちはもう7時半くらいまで明かるかばい、そっちももうちっとしたら(もうしばらくしたら)昼もなごうなろう(長くなるだろう)」と話をしました。母はどうやら天気と同じように日照時間の変化も西から東へと進むものだと、理解しているようなのです。ですから、現在の九州の日没の時間が7時半くらいだと、1か月後くらいに関東の日没が7時半くらいになると思っているのです。確かに、南北に日本は長いので九州と関東では若干の差がありますが、母が思うような違いはありません。

太古の昔から農作業や祭祀の為に太陽の位置や星座の巡りなどが観測され、特異日にはそれなりの意味付けがされて地方々で行事が行われてきました。日も照ることもないこの”夏至”の日を昔の人たちはどうして知ることができたのでしょうか?江戸時代には細かに時間を知る術はなかったのに、夏至や冬至は夜明けと日の入りの感覚的なもので分かっていたようです、その時間の感覚は緩いものでしたが夏至の頃は、冬の「明け六つ」(午後四時)日の入りが「暮れ六つ」(午後八時)にまで伸びて昼の時間が伸びたことを感覚的に知ったようです。

外は激しい雨が降っています。感覚的に昼が長いことよりも、中部から雨雲が近づいて来ることの方が気掛かりです。日常の生活と気候が密接に結びつくのではなく天候の変化が移動手段に影響を与えることに敏感になってしまいます。かつて農耕を営む人たちが、作物の生育に合わせて気候を思った時代は遠くなり、一般の人が肌感覚で気候の変化を知ることはできません。天気予報やニュースが伝える情報が気象を伝えます、今日は夏至。東海は大雨です。

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