新暁の超特急、多田修平ガンバレ!小さくても勝てる日本を見せてくれ、第101回日本陸上選手権

6月24日(土)19:30~、ヤンマースタジアム長居で第101回日本陸上選手権 第2日が行われます。最大の注目は男子100m決勝。9秒台を目指しているのは桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、山縣亮太の3強です。しかし、忘れていただいては困るのが6月10日の日本学生陸上競技個人選手権大会で、追い風参考ながら9秒94の記録を出した多田修平選手です。期待がかかる3強に多田選手がどのようなレースを仕掛けるのか、楽しみです。

日本の陸上で、こんなに短距離が騒がれたことはなかったと思います、というのも日本の選手は海外の選手に比較すると体が小さく、筋力的にも弱いと言われてきました。キューバの選手なんか見ていると、堂々たる体躯に弾けるような筋肉がトレードマークです。そんな短距離の世界に日本の有望選手がこんなに出てくるなんて、すごい時代が来たとしか言いようがありません。

先回、”暁の超特急”吉岡隆徳選手のことを書きました、わずかに165㎝の身長で東洋人初の100m競争6位入賞(第10回 ロサンゼルス大会)を果たした人です。吉岡選手は1935年に10秒3という世界タイ記録を出して、世界に日本陸上界の短距離走が追いついたことを知らしめました。日本人でも勝てる、そう思わしてくれたのが吉岡選手なのです。

6月10日に行われた学生選手権の100m競走準決勝のシーンは忘れられません。私にとっては多田選手が”暁の超特急”なのです、特別に体が大きいわけではありません、昔から記録を出して注目されてきたわけでもありません、しかし9秒の記録を出したのです。(確かに追い風参考ではありますが)

恥ずかしながら、私も陸上部で短距離を走っておりました。身長も低く、ストライドが伸びない為、ピッチだけで走る「ピッチ走法」の男だったのですが、ゴール近くで失速するため、両脇からスローモーションのように出て来る他の選手が分かっても、それ以上はどうにもなりませんでした。私にとっての100mは11~12秒で終わるレースではなく、ゆっくりとスローで展開される長いレースに思えて仕方ありませんでした。

何か多田選手には親近感を感じるのです、まあ、わたしなんかより随分と足は長いとは思いますが。ガンバレ‼多田選手、9秒台で走れ‼

 

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