アニサキスも臭い菌も60℃以上で熱処理、安心対策はここから。

関西ではアニサキスが問題になって魚の売れ行きが落ちているそうです。関東でもちょっと前まで、芸能人がアニサキス症を発症して話題になりました。アニサキスは線虫の仲間でサバやイカ、タラなどに寄生します。魚が生きている間は内臓に潜んでいるのですが、魚が弱ったり、死んで鮮度が落ちると筋肉に移動します。この為、刺身などの食事を通して体内に入り、胃壁や腸壁を刺すなどして、激しい腹痛を引き起こすのです。

このアニサキス、60℃の熱を1分以上加えることで死滅させることができます。思い出しませんか、”O157”。かなり前になりますが、肉に関しても同じようにO157という大腸菌が流行って肉類の売り上げが急減したことがあります。この時も60℃の熱で滅菌することで感染は避けられたのですが、どういうわけか、そのものが売れなくなってしまったのです。特に肉の場合は表面付着ですので、フライパンで焼くことによって完全滅菌が可能でした。

今回のアニサキスも熱処理すれば問題ないのに、魚そのものが売れない状況が出ています、魚に関しては”刺身”という日本独特の調理法があるため、生がダメとなると「要らない」と直結してしまうのかもしれません。しかし、その日本の文化が問題なのです。欧米では食材を生で食すことはありません、基本的に国が陸続きになっているため疫病が流行ると瞬く間に感染が広がる土壌があるため、食材を滅菌する見地から「生」で食べる食文化の発達がなかったのです。

日本人は魚に限らずユッケなど肉まで生で食べる習慣があります。寄生虫や菌が発見された場合には熱処理して食卓に出すことを考えればいいのにと思うのですが、対象となる食材そのものを避けてしまいます。では、食材でない場合はどうでしょう、梅雨のこの季節に洗濯が遅れると衣類の「臭い」が気になります。いろいろと洗剤を使ってもなかなか取り除けません、これは「菌」だからです。

臭いの気になる衣類は60℃以上の温水で付け置きすることで滅菌することができます。洗剤を使っても落ちなかった臭いがキレイに取れるのです。食材の寄生虫や臭い菌、熱処理して対応しましょう。日本政府の情報管理の悪さは、こういうところだと思います、どう対処すればよいかキチンと国民に伝えていけば、小売業者などが販売量の急減など気にしなくてもよくなるでしょうに。

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