「木曜スペシャル」じゃなくて本物のUFOを母と見ました

私が小学生の頃、大好きだった「木曜スペシャル」の話は度々このブログでも書いています。「UFO」「ネッシー」「心霊」の3分野がテーマで不定期で放送されていました。写真や動画とナレーターの声だけで構成された番組は真実味があって子供の私はワクワクを通り過ぎて緊張感を持ってテレビを見ていました。中でもUFOは興味深く、番組終了後は夜空を飛んでいるかも知れないと、窓にへばりついて夜空を眺めたものでした。

そんな当時のことです。夕方、茶の間でテレビを見ていた母が大声で私を呼ぶのです、最初は裏口から出た外から呼んでいたのですが、終いには裏口から駆け込んできました「聞こえんとな!(聞こえていないのか)」母は手には野菜を切るための包丁を持って息を切らせています「はよ、こっちに来ない!(はやく、こっちへ来い)」母は切羽詰まった感じでした。私の頭の中は「今日は別に悪いことはしとらん」とぐるぐる回っていました。

私は殺されるかも知れないと思いつつ母の方に向かいました「はよ、ついて来ない(はやく、ついてこい)」母は裏口から出ていきます。私は母の後を追って裏口から外へ出ました。外は夕暮れで、薄く暗くなりかけたところでした。私たちの家の裏手には畑があって、その端に3mほどの道があり、その道沿いに製材所が長ひょろく建っていました。母は持った包丁をその製材所の上方に向けて「あれやろ、あんたがUFOち言いよるとは」母は製材所の上を見ていました。

私は状況が呑み込めないままに母の包丁が指す方向を見ました。なんと、そこには星よりも明るく光る飛行物体が浮かんでいたのです、びっくりしました。「イモの皮ば剝きよったらあれが見えたったい」「あんたがテレビで見よるとがアレやろもん」そうなんです、私が木曜スペシャルで見ている未確認飛行物体がアレなのです。私に発行体を見せると母はイモの皮剝き作業に戻っていきました。

たぶん3分くらいだったとは思いますが、その光る物体は製材所の上方にゆらゆらと見えていました。実際には、かなり遠くの空にあったのだと思いますが、通常の星よりかは幾分大きく明るかった記憶があります。このときの経験を時々、夢で見ます。しかし、現実だったのか夢だったのかわからなくなっています。実家に戻ったときに母に尋ねたのですが「見たごたる(みたようだ)」とは答えるのですが、母も80歳を超えているので明確ではありません。

年を経るごとに、あの時の光る物体の夢を見ます。あれは現実だったのでしょうか。

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