九州北部豪雨被害、我が町が無くなっていく。

その報道は5日から始まりました、九州北部に記録的短時間大雨警報と聞きなれない警報が出されます。1時間に120ミリを超える豪雨が朝倉市、嘉麻市、東峰村周辺で降ったこと、そして今も断続的に降り続いていることを全国ニュースが取り上げます。昨日までは人口の減少が懸念される地方の小さな市町村だったのが、集中豪雨にさらされる被災地として有名になっていきます。

いろんなところがニュース報道で流れます、小学生のころ歯医者に通った杷木、夏の水泳教室に行った松末小学校、周辺の中学校を集めたバレーボール大会の会場になった平松中学校、どこも水が溢れ建物は傾き住民は避難所に。午後3時くらいに姪が発信したと思われるツイッターの動画を検索で見つけました、どうも出先の店舗で孤立してしまったらしく、川の水の増水、山から押し寄せる雨水と両方から挟まれて身動きができない状況が映し出されていました。「ヘリで救助!」の書き込み、携帯で連絡を取るも不通です。

夜になっても連絡は取れません、被害は拡大して大分県・日田市でも大きな被害が出ていることが伝えられています。今回の豪雨被害は立地的に言うと、標高の高い東峰村を中心として朝倉市、嘉麻市、日田市と低層地区へ被害が拡大しているイメージです。実際に東峰村は旧小石原地区(山間部)と宝珠山地区(低層地区)が合併してできた村で、今回の豪雨による水の被害を受けているのは低層地区の宝珠山地区が多いようです。山側の小石原地区では土砂崩れによる道路の被害は多かったようですが、実際の水被害は低層地区よりも軽かったようです。

朝倉市と日田市は隣接しており、特に日田市は水郷・日田と呼ばれるように「川」沿いに町が発展してきた歴史があります。また、朝倉市も水田地帯で水利用が多く3連水車などが有名です。日頃、恩恵を受けている川や水路が仇になるとは、非常に残念なことです。

昨夜、店で孤立していた兄夫婦と連絡が取れ無事が確認できました。自衛隊の方が兄夫婦と姪3人の為に土砂崩れしている道路を開いて助けにきてくれたのだそうです。3人は車の中で一晩を過ごしたと言っていました。無事だったことは何よりでした。

しかし、どの報道を見てもひどい有様です。私の知っている町や、その風景はもうどこにもありません。「被災地」という言葉の重みがよくわかります。一刻も早く雨が上がり、復旧作業が捗ることを祈ります。

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