丸山ゴンザレスの刑務所レポート、今日のクレイジージャーニーは期待できる。

このところ深夜枠の番組で面白いと思っているのは「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」(テレビ朝日系)と「クレイジージャーニー」(TBS系)の2本です。企業の広告費削減の影響でテレビ各社の製作費が縮小され、散歩番組や海外レポート番組が主流になりつつあるご時世だと思います。そうした風潮のなかでもエッジの効いたテーマを持った番組は面白いと思います、特に海外レポートものなのですが、到底今までの製作方針では見られなったような衝撃的な内容を見ることが出来るようになってきました。

しかし、それは従来のようにタレントさんがロケハンの後に予定調和で回るようなものではなく、独特のキャラクターを持った人が海外の現地に入っていくのです。「地球征服」では番組の担当ディレクターが”ナスD”として暴走して人気を博していますが、この調子が長く続くとは思われません、なぜなら、主役が担当ディレクターでは不都合だからです。やっぱり、番組としてキチンと製作するためには、それなりの体制が必要でしょう。

「クレイジージャーニー」の良さは、主役はあくまでクレイジーなキャラを持った人たちであることです。ある人はリヤカーを引いて世界を巡り、ある人はスキーで断崖絶壁から飛び出しパラグライダーで飛びます。部族ものでは、女性が現地の人の民族衣装を着て半裸になったり、ハエのたかる乳製品を平気で飲みます。やはり今までのゴールデンタイムの紀行番組では見られなったシーンです。

今日放送予定の丸山ゴンザレス氏のレポートも既に数本が放映されています。ラスベガスの地下に暮らす人たち、ルーマニアのマンホールタウン、フィリピンのスラム街等々、彼の行く先はガチでヤバイ場所ばかり、しかも、番組スタッフの先頭に立ってスタスタ現場に踏み込んでいきます。これまでに見たことのないキャラです。しかし、彼くらいの動きがないと本当のことは見れないのかもしれません。(本人は太り過ぎで狭い場所ではお腹がつっかえて苦しそうです。)

深夜枠でこうした番組が制作されるのは、通常時間帯では放送できない内容だと言うことでしょうか?であるなら、ここの枠をゴールデンへ移すようなことは止めてもらいたいと思います。先般「地球征服」をゴールデンで放送した際、猟で猿を捕って皮を剝いて食べるシーンがカットされており、その部分は従来の深夜枠で放送されていました。どこまでが放送倫理なのかは知りませんが、そこに”真実”があるから面白いのではないでしょうか。

事実は無数に存在します、伝える人によって変わってくるからです。しかし映像による”真実”は変わることはありません、マンホール下で暮らし違法薬物を使う人たち、ゴミ捨て山の中でゴミを拾って生計を立てる子供、猿が主食だと言って頭蓋骨をかじる女性、それを躊躇せず恐れることなくカメラに収めレポートする人たちが出てきたことが尊いのではないでしょうか、できればこの流れはいい方向に持っていってもらいたいと思います。刺激あるものを提供するのではなく、知られざる真実を公開してください。

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