世界最速の男、ウサイン・ボルトのラストランは衝撃の展開!世界陸上400mリレー決勝。

運動会とかで一番盛り上がるのが「リレー」なんですよね、地区別とかに分けると応援に来た家族が異常に盛り上がったりして、その結果が良くても悪くても家庭内で話題になったりして、いいものでした。今朝、世界陸上は男子400mリレーの決勝でした、日本時間5時50分のスタートでした、正直あまり期待はしていなかったのです。結果は1位 イギリス(37.47)2位 アメリカ(37.52)3位 日本(38.04)4位 中国(38.34)5位フランス(38.48)6位カナダ(38.59)7位トルコ(38.73)DNF棄権 ジャマイカ でした。

私は哀しい、世界最速の男ウサイン・ボルトがホームストレッチで倒れ足を押さえて最後を迎えるなんて、日本が初めて銅を取ったことよりもボルトが完走できなったことの方が衝撃だったのではないでしょうか?100mではアメリカ勢に敗れ3位、そしてリレーでは故障で終わる。どうしたんだボルト!しかし、誰も知らないのかも知れないが彼は既に走れる状態になかったのかもしれません。それが真実であっても公開されることはないのでしょうが、100mの決勝を終えた時点でボルトの”走る力”は尽きていたのかもしれません。

短距離選手選手としては大きすぎる体躯、左右に揺れる重心。まさに、ウサイン・ボルトにしかできない走り、2004年のアテネオリンピックから世界に挑み、今日まで挑戦し続けた男、倒れた彼のゴールを見る目を見ましたか?彼の20年にわたる陸上人生が彼の脳裏をよぎった瞬間だったと思います、ジャマイカ西部のトレローニーで舗装もしていない砂埃の道を裸足で駆けていた頃を…。

チャンプは強いが当たり前、そのための努力は本人しか知らない

もうボルトの走る姿を見ることはないと思います。東京オリンピックの時にマラソンを走った円谷幸吉さんをご存知でしょうか、東京オリンピックでは見事に銅メダルを獲得するのですが、その後自殺してしまいます。彼の残した言葉に「100mで勝てないから200mを走る、200mで勝てないから400mを走る、400mで勝てないから3000mを走り、3000mでも勝てないからマラソンを走るのです。」という言葉があります、彼は短い距離で”勝ち”たかったのです、しかし、最後に賭けたマラソン、それもオリンピックの大舞台でトラックに入ってドイツのヒートリーに抜かれて銅メダルになります。私たちにはわかりませんが、陸上人としての円谷さんには許せない自分がいたのでしょう「もう走れません」彼は遺書に書き残しています。

「俺は生きる伝説になる」。

2002年、15歳の時に世界ジュニアで金メダルを獲得して以来、ボルトは世界で走り続け、エンターテイナーとして世界を楽しませ、世界を驚かせてきた。また、陸上以外でも自ら率先して基金を立ち上げ、夢を追う母国ジャマイカの子供たちのために力を注いできた。「もうこの世界でやりたいことはすべてやり遂げたよ」。ー引用 TBS 世界陸上公式サイトー

世界的なエンターテイナーとしてのボルトは「やりたいことは」終わったのかも知れません。しかし、”走る男”、世界最速の男としては倒れたときに見たゴールはどう目に写ったのでしょう。しかし、立ち上がっても「走る」ことは二度とないのです。私的には世界トップのスプリンターの最後がこうして終わっていくのも悪くないのかと思います。ウサイン・ボルト、その名は永久に陸上史に残ることでしょう。

 

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