インドで「青い犬」見つかる、神の使いか?

インド、ムンバイで数頭の青い犬が見つかり話題となっています。その犬の青い色はインドで信仰されているシヴァ神の色に似ていることから「神の化身では」といった反応もありました。しかし、犬が青くなってしまった原因はカサディ川に流れ込む産業廃棄物によることがわかってきました。

この地域では企業が有毒塩化物を川にそのまま排水していて、人体の安全限界の13倍以上にもなる水質汚染がされているそうです。川の水は住民が飲用で使用することはありませんが、野犬は依然として川の水を飲み、川を泳いで餌を探しているそうです。

写真で見る犬は確か青く、これまでに見たことのない毛色をしています。以前、中国でペットの犬にペイントをするのが流行したことがあります、その時も人間の勝手で犬の毛を染めることに非難が集まりました。「青い」犬が話題になったのは、偶然ではなくインドの神”シヴァ”の導きかもしれません、川の汚染を食い止めるように啓示を与えているのです。

実際に地元漁師の間でも被害が広まっていると報道されています。熊本の水俣、水俣病を覚えているでしょうか、最初の頃、水俣では「猫」が奇妙な動きをひとすることが不安の始まりとなり、水俣病が知られるようになりました。しかし、猫の間で奇病が広まった頃には、人体に蓄積した有機水銀は「公害」として地域住民の生活を破壊し始めていました。

既に犬に影響が出ている以上、地域住民も安全とは言い切れません。人に代わって犠牲となって変事を知らせてくれるのは身近な小動物です。もし青い色の犬が見つからなければ川の水質汚染も公になることはなかったでしょう、人間のやったことで被害を受けるのは人間だけではないのです。

インドだけに「青い」犬だったのでしょう。シヴァ神の色に似た犬が現れたことは奇跡なのです。これを契機に地域で汚染に対する意識が高まることを期待します。

これと同じようにPM2.5 などの大気汚染の問題も気になります。人間が外に出ることが出来ないくらい大気が汚染された状態の中で犬や猫はどうしているのでしょうか、そんなことを考えてしまいます。もし、外部に放置された家畜が大量のPM2.5を蓄積して、それを人間が食べるとどうなるのでしょうか?

いろんなことに対する「青い犬」はいるのだと思います、私たちがそれに気づけるかどうかが問題なのです。

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