レゴランドが不調です、東のTDRや西のUSJのようになれるのでしょうか。

CMが話題になっている「レゴ」、その製品自体に対する評価は高いのですが、名古屋に4月オープンしたテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の人気はそれほどでもないようです。「狭い割には入場料が高い」「飲食物が持ち込めないし、食べ物の値段が高い」利用者からは厳しい意見が相次いでいるようです。オープン後初めての夏休みシーズンにも関わらず入場料の大幅な値下げに踏み切りました。8月9日~31日までの夏休み限定の値引きキャンペーンです。

レゴランドは、世界中で親しまれるデンマークのブロック玩具「レゴ」を用いたテーマパークです。レゴランドは本家デンマークをはじめ、イギリスやドイツなど世界7ヵ国にあります。名古屋のパークは名古屋港に面した金城ふ頭(名古屋市港区)に初お目見えしました。敷地面積は東京ドーム2.5個分の9.3ヘクタール、約1700万個のレゴブロックで組み立てた動物や人形が1万体以上立ち並んでいます。

また、子供だけではなく大人も楽しめるように東京スカイツリーや金閣寺、愛媛城などをレゴで精密に再現した「ミニランド」など、大人の目を楽しませる展示物もあります。高さ約60m、園内を一望できる展望施設「オブザベーション・タワー」やジェットコースターの「ザ・ドラゴン」など、約40のアトラクションも備えています。

運営会社の「レゴランド・ジャパン」は初年度の難関利用者目標数を200万人としています。TDRの年間利用者の約3000万人、USJの年間利用者の1400万人に比較すると、かなり見劣りする数字です。開業後、初めてのGWでは海底探検をイメージしたアトラクション「サブマリン・アドベンチャー」が4時間待ちになるなど集客は順調に推移していると運営側は発表しています。

しかし、実際にレゴランドを訪れたお客からは不満の声が聞かれます、最も多かったのは料金に対する不満の声です。入場料とアトラクション利用を全て含んだ「1日券」は、大人が6900円、3~12歳までの子供は5300円。TDRやUSJに比べると、大人料金では500~700円ほど安いのですが、子供の場合は200~500円高くなってしまいます。

飲食の持ち込みが出来ず、外に出れば再度入場することができない。誰もが知っている人気キャラなど、子供が親しみやすい要素に欠ける。など料金の他にも多くの苦情が寄せられているようです。

今では1000万人を超える年間入場者を誇る大阪のUSJですが、当初は映画の世界観が幼児などに受け入れられず低調な時代がありました。スパイダーマンが導入された初期などは、並ばなくても何度も乗れるほど入場者は少なかったのです。しかし、アメリカ本家のやり方ではなく「日本独自」の要素を取り入れてからは、急速に人気を得て、入場者数も増えて行きました。

「レゴランド」も単にレゴという世界的に知られた玩具を使ったテーマパークと言うだけでは先細りが心配されます。レゴ+αの世界観をお客に提供できるようになれば、もっと集客が可能なのではないでしょうか。お客が感じる料金の「高い」「安い」は満足度のバロメーターです、現在の施設内容やサービスでは満足できないお客が「もう来ません」と言うのには、それなりの理由があるはずです。料金を落とすのではなく料金に見合った施設内容とサービスを提供できるよう、頑張っていただきたいと思います。

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