気をつけましょう「梅毒」が流行っています。知ってますか梅毒を?

時代劇で町医者が吉原に呼ばれて行き、床に臥せる花魁を診て「瘡毒じゃ!」と叫び周囲の人たちが一斉に飛び下がる。こうした、光景をみたことはありませんか?そうなんです性病のことなんです、瘡毒=梅毒です。主に性行為によって感染するため売春を扱った映画などで、その名が登場することが多かったのですが、平成期に入ってほとんどその名を聞くこともなくなっていました。

梅毒は1940年代にペニシリンが普及して発症は劇的に減少しました。しかし2000年以降、多くの国々で感染率が増加しつつあります。症状は4段階に分けられます、第1期:感染後3週間~3ヵ月、細菌が侵入した部位(陰部、口唇部、口腔部)に塊(膿を持つようになります)ができます、塊はすぐに消えます。また、股の付け根部分のリンパ節が腫れてきます。6週間を超えると「梅毒検査」で陽性反応が出るようになります。

第2期:感染後3ヵ月~3年の状態です。全身のリンパ節が腫れて、発熱、倦怠感、関節痛などの症状が出ます。全身性の発疹が現れます、赤い特徴的な発疹が手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れます。特に手掌、足底に小さな紅斑が多発します。治療しなくても1ヵ月程度で消失しますが、このまま完治するわけではありません、さらに症状は悪化していきます。

第3期:感染後3~10年の状態です。皮膚や筋肉、骨などにゴム状の腫瘍ができます。

第4期:感染後10年以降の状態です。多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こして死亡します。

第1期、第2期が感染しやすく、感染から1週間から13週間で発症します。現代において先進国では、抗生物質が発達しており第3期、第4期に進行することはほとんどないと言われています。しかし、消滅したかのように思われていたこの「梅毒」が先進諸国で流行の兆しを見せているのです。

この10年間で「梅毒」の患者数は4倍に増加している

厚生省の付属機関である国立感染症研究所の発表によると、2015年10月28日時点の梅毒患者数は2037名。2005年は500人なので10年間で梅毒の患者数は約4倍も増加したことになります。特に20代前半の若い女性患者数は2.7倍の急増を見せていて、厚生労働省も危機感を抱いています。感染の経路は主に性交渉によるものですがディープキスから移る場合もあり、男女間の接触がある限り完全に防ぐことは難しい病気です。

実は日本国内で「梅毒」が話題となったのは先述のように2015年だったのですが、今年2017年にまた再流行の兆しが見え始めているようなのです。特に東京都内での患者数が急増しており8月2日時点で531件とのこと。原因はいろいろと取り沙汰されていますが、一説には”爆買い”が原因とも言われています。海外からの観光客は「みあげ品」を買うだけではなく日本の性風俗にも爆風を吹かせたというのです、確かに梅毒発生件数の多い国からの性風俗への流入が増えたことは事実のようです。しかし、それが梅毒増加の原因とも言い切れません。

草食系の方々が増える今日、死病の流行により「性的関係にない男女関係」が主流になったりすると”少子化”にさらなる拍車がかかることになります。病気の流行はある意味「神の意志」なのかもしれません、2025年には後期高齢者が5人に1人の超高齢化国が日本の未来だそうです。神は更なる試練を与えようとしているのでしょうか?

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