眉や髪型を変えても「目」は変えられなかった豊田議員

日本人としての美意識が薄れてきているような気がします、日本人にとって大切なのは”恥”の文化なのではないでしょうか?腹を切るなど、日本にしかない武家のしきたりです「生きて恥を晒すくらいなら、自ら腹を切る」そうなんです、他人が基準ではないのです。自分が恥ずかしい、これ以上生きてはいられないと判断して腹を切るのです。ここに日本人の精神文化が象徴されているのではないでしょうか、「恥の文化」とでもいうのでしょうか日本独特の価値感とも言えます。

もう3年も前になりますか、兵庫県議会議員の野々村竜太郎氏が交通費として300万円を使い温泉通いを見つかって釈明会見をしました。びっくりするくらいの大声で泣きわめき、到底政治に関わる人間とは思えない状態でした。この時、海外のメディアはこの芝居じみた演技を大々的に取り上げました。あの”腹切りの国”の議員がみっともなく泣きわめいている様は、従来の日本人とはかけ離れて見えたのでしょう。

その野々村議員に勝とも劣らないことで世間を騒がしていたのが豊田真由子議員です。その豊田氏が昨日、埼玉県新座市で記者会見を行いました。6月に秘書に対するパワハラが発覚以降、公の場に姿を見せたのは初めてです。謝罪と言いながら予定時間を過ぎて現れ、眉もおだやかな角度に調整、髪型も変えていました。会見の途中では体調不良をアピールしてか「耳鳴りがした」とうずくまる場面もありました。

「恥をさらして」出馬するのはやめて”腹を切って”ほしい

記者会見の前には支援者向けの懇談会が行われ、衆議院に出馬する意欲を見せていた豊田氏。「このハゲ―」「違うだろー」などの衝撃的暴言が明らかにされてから3ヵ月が経過し、キンキン声の絶叫は鳴りをひそめ、豊田氏は終始冷静に自身の心境を説明していました。何度も「本当にすいませんでした」と深々と頭を下げ、謝罪を繰り返しました。当時は睡眠時間が2時間しか取れず、大量の薬を服用していたこともあって「あの異常なテンションになった」「あんな暴言を吐いたのは初めて」と語りました。

秘書の娘への強姦発言に関しては例え発言であり”脅迫の意図はなかったと説明、また秘書への暴力もまた「腫れる」ほどの暴力は振るっておらず、そのことは周辺の人間も確認しているはずだとした。豊田氏は発言そのものは認めているが、主旨はマスコミが言っているようなものではなく歪曲して伝わっていると指摘しました。恐ろしいことに発言の主旨が違っていれば問題はないと考えているようです。

冒頭の「日本人の美意識」から言えば、暴言を吐いたこと、暴力を振るったことが事実であれば、そのことが責められるべきであり状況や理由は必要ないのです。選挙によってえらばれた政治家はモラルがあって”日本人としての美意識”が高くあらねばならないと思います。その議員はみだりに声を荒げたり、程度に関わらず暴力を振るうことは許されません。

100歩、いや1000歩下がって落ちついて見てみましょう。会見の終盤『週刊新潮』の記者の質問に感情的になりかけた豊田氏は、早口で自説だけをまくしたてました。このときの目を忘れることができません、みなさんももう一度見てみてください。その目は「おまえんとこの会社がなきゃ、こんなめんどうにはならなかったんだ!」という敵視している状態がそのまま反映されていました。どんなに言い繕ったところで「目は嘘をつけない」のです。

今回の事が”恥”だと認識できるのであれば「恥をさらして出馬する」必要はないので「恥を知り、辞める」ことを選んでいただきたいもです。私たちは日本人です。美意識を高く持って生きていきましょうよ。

 

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