カリバニズム考。「人間は友達エサじゃない!」って30人も食ってりゃ今更か。

カリバニズムをご存知ですか?そうです、人が人を食べることを言います。宗教的に教えを受け継ぐために宗教儀礼として行われる習慣もあると言われていますが、今日は「食人」「人肉嗜食」「アントロポファジー」とも言われる、人が食物として人肉を食べる行為を考えたいと思います。例えば飛行機事故で墜落した飛行機の乗客が生き残って救援隊が来るまでの期間、飢えをしのぐために仕方なく人肉を食べたような事例は取り上げません。積極的に「食べたい!」と思って食べた事例です。

■麹町小学生臀部切り取り事件

日本で確認されている人肉事件の1つ「少年臀肉切り取り事件」、1902年3月27日、東京・麹町区下二番町で、同町に住む小学生・河井惣助さん(11歳)が首を絞められ殺害され、臀部左右の肉を削ぎ取られる事件が起こりました。麹町署では、臀部・踵の肉は興奮剤や薬用としての効果があるという迷信から削ぎ取っていったのではないかとみて、直ちに非常線を張って犯人逮捕にあたりましたが、捕まえる事はできませんでした。

3年後の1905年5月25日、薬店店主殺害容疑で逮捕された野口男三郎が臀肉事件の犯人として浮上しました。野口は大阪生まれ、東京外国語学校に通ううちに、麹町に住む漢詩人・野口寧斎の家に出入りするようになり、寧斎の妹の婿養子となりました。寧斎はライ病患者でした。警察の取り調べに対し野口は、ライ病は人肉を食べさせると治るという迷信を信じて、惣助を殺し人肉スープにして寧斎と妻に飲ませたと自供しました。

■17歳若妻バラバラ殺人事件

時代は少し新しくなって1950年代「17歳若妻殺人事件」、1959年9月。食堂を経営している加藤信嘉(42)の元に、以前佐賀から集団就職で働きに来ていた女(17)が再び訪ねてきました。女性は地元で結婚しましたが素行に問題があり離婚となってしまい、職を得るために以前のツテでやって来たのでした。女性を乱暴することを計画した加藤は、睡眠薬入りのアイスを食べさせて倉庫に連れて行きますが、女性が眠らず激しく抵抗したため首を絞めて殺害してしまいました。

加藤は少女の全裸死体の美しさに、そのまま棄ててしまうのが惜しくなり倉庫に保管することにします。腐乱を防ぐためにドライアイスを死体に詰めて保存し、夜な夜な倉庫やって来ては死体を愛撫していました。そして乳房や陰部を切り取って食べたのでした。最後には遺体をバラバラにして川に遺棄しました。その後、逮捕された加藤は無期懲役が言い渡されました。

■日本人留学生カリバニズム事件

1981年6月11日、フランス・パリに留学していた日本人留学生佐川一政(32)が友人のオランダ人女性留学生(25)を自宅に呼び出し、背後からカービン銃で射殺しました。佐川は被害者を裸にして屍姦したあと遺体の一部を生のまま食べ、遺体を解体し写真を撮影しました。遺体の一部はフライパンで調理すなどして食べたことも佐川自身が語っています。

佐川はこの事件以前にも日本で近隣に住んでいたドイツ人女性を食肉目的で襲い逮捕されています。事件は父親の提示した示談金で告訴が取り下げられ和解しています。佐川の自供によると幼少の頃から人肉食の欲求が芽生えていたと言います。

このように日本国内でもいくつかの”人肉”事件が起こっています。事件は迷信や個人の特異な嗜好によるもので被害者は多くても数名というケースがほとんどで日常的に「食」を目的に殺人を繰り返していたケースはありませんでした。しかし、ロシアでこれまでの常識を覆す驚愕の事件が報道されました。

30人もの被害者、ロシアで殺人と人肉食の容疑で夫婦逮捕

ロシア国営メディアは9月25日、南部クラスノダール地方で複数の被害者を殺害して遺体の一部を食べていたとして、35歳の男とその妻が逮捕されたと伝えました。この夫婦は1999年以降、30人もの被害者を殺害して人肉食したとされ、捜査当局はロシア犯罪史上で最悪の人肉食事件として調べています。

RIAノーボスチ通信によると、今月に入ってクラスノダールの路上に落ちていた携帯電話から、バラバラにされた女性の遺体の前で自撮りした男の写真が見つかりました。この女性の遺体は翌日になって、付近にあったカバンの中から発見されました。

携帯電話の持ち主の男は当初、女性の殺害を否定。遺体を見つけていっしょに写真を撮った後、携帯電話を失くしたと言っていました。しかしその後、この女性と2012年に殺害された別のの人物の2人について殺害を認めました。

これまでの捜査では、加工された人の手が入ったガラス容器が見つかっています。容疑者の男はこの手は自撮りした写真の被害者の遺体の一部だと供述、警察はこれまで被害者7人の身元を特定しましたが、多くの被害者については現時点では詳しいことはわかっていません。

モスクワの捜査委員会はCNNの取材に対し、事件の詳細を認めています。また、ロシアで発生した連続殺人事件の最新案件であるとも。この事件の容疑者は元警官のミハイル・ポプコフ被告、既に22件の有罪判決を受けており、これに加えて60件の殺人で起訴されました。ポプコフ容疑者は20年にわたって犯行を繰り返していました。

さあて、いかがでしょう。人間をエサと思うような人が現れてきたのです。『人は友達、エサじゃない』とは思っていなかったんですね、『人はエサ』であって定期的に猟をして捕獲する必要があったのです。ジャングルの部族ですら人肉食をする習慣を持った人たちは存在しない時代です、逆にこうした犯罪者が現れることは、社会のどこかに今の時代ならではの歪があるのかもしれません。

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