”たたかう”漢字で表現する「闘う」と「戦う」の意味をご存知でしょうか?

衆議院議員選挙が近づいてきました。例年になく解散から選挙までの期間(25日)が少ない異常事態らしいです、各党の皆さん「たたかって」いらっしゃることと思います。??「たたかう」誰とどのように、「戦う」と「闘う」は読みは一緒なのですが、使い分けはどうなっているのでしょうか。その意味から漢字としての使い分けの仕方を見てみたいと思います。

まず「戦う」ですが、漢字辞典で見ると「武力を用いて互いに争う。戦争をする」「互いに技量などを競い、勝負を争う。試合する」となっています。「戦う」は戦争や試合など物理的に”たたかう”ことを指しているようです。

では「闘う」です。漢字辞典では「思想や利害の対立する者どうしが自分の利益や欲求の獲得のために争う」「苦痛や障害を乗り切ろうとする。打ち勝とうと努力する」。「闘う」は病気や自分の利益のために”たたかう”ことを指しています。

わかりやすく考えると、目に見えるものと”たたかう”ときは「戦う」で目に見えないものと”たたかう”ときは「闘う」を使うということでしょう。では、プロレスラ―なんかが『闘魂』と背中に入れているのは、己の魂と”たたかう”ことを意味しているのでしょうか、それとも対戦相手の魂と”たたかう”ことを意味しているのでしょうか、かように”たたかう”と言っても単純なことではないのです。

今の政治家は「何と」”たたかう”のか

衆議院議員選挙は10日に公示され、本格的に選挙戦が始まります。各党は互いに「戦う」のです。自民党が「あんな寄せ集めどもに負けるか!」と言えば、希望の党が「森友、加計隠しに解散しやがって」と吠え、立憲民主党が「どいつもこいつも自分のことだけ考えやがって」と毒づきます。テレビに出ている政治評論家はしたり顔で評論します「どの政治家も勝たなきゃ意味がないので必死なんですよ」そうです、戦って勝たなければ政治生命が失われるのです。

一方でこんな事が言われています、希望の党で候補者に立つ政治経験のない方々は「知らずに」選挙違反を犯すなどの行為が出て来て、立党したはいいが自壊していくのではという不安です。そうです、選挙はゲームとしてのルールも重要ですし、そのルールにはちゃんとした裏付けがあるのです。きちんと物事を進めて行くためにはこうした「めんどうな」ことを押さえなくてはなりません、それは自分自身との「闘い」となるのではないでしょうか。

自分が思うような政治を行うためには「己」と闘わなけらばなりません、このまま流されるのか、無党派で立つのか、我慢して合流して機を伺うのか。ここは人間としての力量を試される闘いだと思います、それを乗り越えてこそ党の一員として戦いに参加できるのではないでしょうか。政治家の方々の問いたい「あなた方は政治家であるために己と闘い、理想のために党の一員として戦えるのか」。

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