今日は「体育の日」東京オリンピックの開会日が起源って知ってました?

明日、10月の第2週目の月曜日は国民の休日”体育の日”です。この日は1969年開催の東京オリンピックを記念して「スポーツを楽しみ、健康的な心身を培う」ことを目的にオリンピックの開催日10月10日を「体育の日」としたのが起源です。東京オリンピックは多方面に影響を与えました、交通(新幹線)サイン表示(ピクトグラム)休日(体育の日)などです。

国民の運動に対する興味を喚起するために行われたのは休日の制定の他、法律の緩和などにも及びます。その一例が「東京タワーアミューズメントホール」です、ご存知でしたか東京タワーの足下に”ボウリング場”があったことを?これは、東京オリンピックを契機としてスポーツ熱を盛り上げようと東京都が公園法の運用規定を緩めてボウリング場の建設許可を認めたものです。通常であれば、公園敷地内であるため利用料金を取って運営する遊戯施設を建設することはできません。

面白いとは思いませんか、実に日本的な対応だと思います。オリンピックで盛り上がり「ついでに何かやらなきゃ」と東京都は東京タワーの足元に当時のスポーツの象徴である『ボウリング場」を許可したのです。もちろん、東京タワーを始め一体を運営管理しているのは日本電波塔株式会社という会社です。

実はこの「東京タワーアミューズメントホール」が壊される前に、一般オフィスとして賃貸できないか東京都に問い合わせたことがあります。そうです、私が仕事で東京都の担当部署を訪問して相談したのです。その時の担当者は、東京オリンピックをきっかけとして導入した施設であり、その土地の利用に関しては緩和措置が継続されるので可能です、との返答を頂きました。

次に、具体的に進めるために再度同部署を訪問した際には、別の担当者の方が出て来て管理条項の解釈から言うと用途的に難しいと断わられました。同部署なのに担当者によって見解が違うのです。結局、この話はそのまま立切れとなってしまいました。

そして現在、結局『東京・芝 とうふ屋うかい』という和風料亭になってしまいました。

で、その後この跡地がどうなったかというと事業用借地権を利用した大規模飲食店がオープンしたのです。運営主体は八王子の株式会社うかい、土地を貸したのは日本電波塔株式会社、店舗建築のためのコーディネイトをしたのは東京急行電鉄株式会社でした。どう思われますか?結局は大型の飲食店になってしまいました。

当初は東京でオリンピックが開催されたのだから「特別に」電波塔周辺の敷地に”スポーツ施設”の建築を認めるとしたのが最初なのです。公園法の規制を緩めて施設建築を認めたのは東京都なのです、それなのに今は「飲食店舗」を認めています。私が確認した際には「オフィス」ということで、公共性はありませんでしたが担当の方はいったん緩和したエリアなので用途的には可能だろうと言われました。お役所ですから、担当者や申し入れ企業によって返答が異なるのは日常茶飯事なのでしょう。

てなことで、あと3年で2020東京オリンピックがやってくるわけですが、いろんな事を心配しています。この時だけの緩和措置や、盛り上がりで特例が出来てしまい後利用が難しくなるようなことがあるのではないかということです。既に築地周辺の道路対応や、競技場の問題は表面化しています、今は総選挙で湧いていますがこれが落ち着いてオリンピックの具体的な準備が進み始めると「やってかませ!」的な行為が横行するのではと不安です。

日本は「追いつき、追い越せ」の時代はとうに終わったのです。無理して国際イベントを誘致して得になるようなことは何もないと思っています、宿泊施設が不足するからとアパホテルがバンバン建ったところで、オリンピックが終われば宿泊客が減少してホテルは窮地に立つことになるでしょう。『体育の日』オリンピックのオ開会日が起源」です、これを機会に「どういう大会」にすべきか、もう一度考えて見ませんか?

 

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