「中学2年のときの塾の先生に会った」残念な方向に向かう部族アース”なすD”ではなく『元ナスD』

引用『陸海空こんな時間に地球征服するなんて』

ゴールデンに移ってから初めての「部族アース」を見ました。後半の10時からの部分しか見られなかったのですが、個人的な意見としては「非常に残念」としか言えません。あくまで私見ですが、深夜枠の時代には未開の部族の中に徒手空拳で入って行って「これまで見ることのできなかった部族の世界」を見せる番組だったような気がします。そのため、結果として友寄ディレクターがナスのような色になったり、生で魚を食べたりすることになったと思っていました。誰も知らなかった”本当のジャングルでの生活と人”を取材している感が、制作する方にも見る方にもあったような気がします。

製作の人間があまり前面に出てしまうと良くないのかも知れません、役者が監督を兼ねて成功する例が稀なようにです。今晩の部族アース、私は10時からのシャーマン編しか見ていませんが、既に深夜枠時代の熱が失われている気がしました。なぜなら、あまり変化のない事象を長々と取り上げることは以前にはなかったからです。今夜のシャーマン編では、シャーマンの村やシャーマンの背景を説明し、元ナスDの悪霊払いの儀式を2段階で見せて行きます。なおかつ、村にシャーマンを呼んでの悪魔祓いのくだりなどは3度に渡ってやり直すシャーマンの姿を映します。

引用『陸海空こんな時間に地球征服するなんて』

なんだかシャーマンが可愛そうな気がしました。6年間も木や草を食べて修練してシャーマンになって人の為に呪術を行っている夫婦。わざわざ、日本からきた取材陣のために「無料」で夜通し儀式を行うのです。その間、もしトランス状態や嘔吐の症状が出た場合には言ってもらいたいとするシャーマンに元ナスDは「中学2年のときの塾の先生に会った」その後も「自分の人生に大きな変化をもたらした人物でもない」と付け足していました。要は『儀式の効果がない』と言うことを強調したかったのでしょう。

こういう時に、U字工事だったらどういうでしょう?私は、こういうことの為に演者がいるのだと思っています。儀式が日本人には効かないことをやんわりと表現してくれるのではないでしょうか。無理に変化が出て来たなどとウソを言う必要はありませんが、呪術が効かないことを逆手に取って「いい番組」的なポジションを取ろうとするのはどうかと思われます。儀式に効果が無いのであれば、全体を圧縮してほかの話題を取り上げてはどうでしょう。

ただ今審査中は「猿を食べる」とこを見せるかどうかですか?

次の放送回の視聴率獲得のためでしょうか、猿の毛をむしり、調理するシーンが最後に映っていました。猿を食べるのは食べない私たちにとっては衝撃的なことなのかも知れませんが、本番組の深夜枠では猿を狩るところから調理を経て、食べるシーンまでを紹介しています。その時に地元部族の人間が「猿は主食だ、特にクモザルはうまいね」と言っていました。

深夜枠では自然な感じで紹介され「ふ~ん、猿を食べるんだ」と見ていました、驚きはありましたが流れから違和感はありませんでした。日本人がクジラを食べるのと同じだと思います、彼らにとっては通常の食材にすぎないのです。これをゴールデンで流すことを審査・検討中ということなのでしょうか?今のような取り上げ方ならば止めといた方が良いと思います。なんか、シャーマンと同じで可哀想な感じです、彼らは生活を見せてほしいと言うから撮らせてやったのです、その好意を「まだ、こんな凄いことをする人たちがいるんだ!」的な扱いにするのは止めてもらいたいと思います。

友寄Dが「昔の『水曜スペシャル』がヤラセだったことが現場で良くわかりました」と言っていましたが「本当はこうなんです!」と見せるだけで良いのでしょうかドキュメンタリーであっても、製作側の撮り方によって伝わるものが違ってくると思います。深夜枠時代の”面白さ”がなくなってしまった気がします、私だけの思いかもしれませんが。できれば猿を食べるシーンは流さず、それ以上のものをゴールデンではやってください、期待しています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA