お昼前後「台風の目」に沖縄本島が入る”吹き替えし”前の休憩?

先週の台風21号、私の予想を裏切って見事に関東を直撃、翌日「宇都宮」方面に仕事の予定だったのですが、朝9時から大宮駅で足止めを食らってお昼にようやく再開のアナウンスを聞いたかと思いきや、今度は停電で復旧の見込みなしのアナウンス。結局は宇都宮まで行けませんでした。かくも台風とは日常生活に影響を与えるものかと思ってしまいました。

そして今週末は22号、毎週々どうなってんだか、このままだとまた影響を受けてしまいそうで心配です。それはそうと13:00くらいに沖縄が「台風の目」に入って、その経験をツイッター上に上げている方がたくさんいらっしゃいました。確かに言葉で「台風の目」とは聞くのですが、実際にその中にいた経験をした方は少ないのではないでしょうか、っていうか風雨が穏やかになった状態で「台風の目」を確認することがないのが普通でしょう。

沖縄の方たちからの「台風の目」レポートはなかなか面白いです。

「台風の目を初体験、2時間ほどあったのでコンビニ行ってきました。目を抜けると予告なく嵐が再開して危なかったかなと思いました。」

「お昼前後は台風の目のど真ん中だったので、来週の持って行くお見あげを買い出しに、その帰りに“吹き返し”ショッピングモールもめちゃこみでした。」

「さっきまで鳴いてたセミがいなくなった、風が強くなってきた。台風の目って凄いわ」

などなど、人間も動物なので環境が特別な時には特別な感覚を持つのでしょうか?みなさん「台風の目」を意識して行動されているようでした。

関東に住んでいるとなかなか「台風の目」を意識するようなことはありません、鉄道が止まるのではないか、停電になるのではないかと、都市生活の不安が先に立ってしまい台風そのものに関心を持つ余裕はありません。

子供の頃「台風」はイベント的な楽しさがあってワクワクした

福岡に住んでいた頃は「台風」はちょっとしたイベントでした。福岡に住んでいた頃、実家の山間部に居た頃は「台風」が来るのを待ち望んでいたような気がします。勿論、農家であった為、果樹の落下や稲が倒れる心配といった“台風被害”の心配もあったのですが、そうしたことを意識する前の子供時代です。

台風がやって来ると兄と二人で水泳パンツをはいて表に出て風雨にさらされるのが大好きでした。時にはシャンプーを持ち出して風雨の中で洗髪をしたりしました。母から見つかると大目玉を食っていました「あぶなかろうが、なんが飛んでくるかわからんとばい」(危ないだろうが、何が飛んでくるかわからないのだから)と…。

この感覚は捨てきれず、大人になっても台風が来るとワクワクする気持ちを抑えることができませんでした。このズレた感覚が問題だったのです。既に30代で子供もいたと思います、当時のオフィスが博多駅前にあって、その日台風の直撃で社員は午前中に退社していました。私は残務があり台風が抜けるまでオフィスにいることにしました。

しかし、今回の沖縄と同じように「台風の目」がやって来たのです。最初はそんな気はなかったのですが「歩いて帰る」という考えが湧き上がってきて消し去れなくなりました、直撃の為電車、バスの公共交通機関はみな止まっていたのです。

窓から外を見ると先ほどとは違って「明るく」「風も吹いていない」おだやかな状態になっていました。私はその状況に惹かれて帰り支度をして外へ出てしまいました。

普段は車で渋滞する駅前の道もほとんど車は通っていませんでした、しばらく歩くと空港近くでは大型のトラックが横倒しになったまま、動かされていませんでした。相当強い風が吹いていたようです。「早く帰らねば」そう思って歩を速めたのですが、もともと判断が間違っていたのです、そこから5分も歩かないうちに吹き返しがやってきました。

自然の力の前では人間なんてゴミみたいなもんだと実感しました

「恐ろしい」とはこのことを言うのでしょう。横殴りの暴風雨と一緒に木片やトタンなどが飛んでくるのです。耳もとを飛んでいく空き缶などは「弾丸」のようなものです、“ヴェン”って言うか形容しがたい音を残して飛んでいきます。当然、まともに立っていることさえできない為、時折四つん這いになって進むこともありました。

帰り着いた時にはスーツはビリビリのグシャグシャのビシャビシャになっていました。そんな私の姿を見た家内は「バカやないとね、会社で待ってから帰ってくればよかやない」と呆れられました。

そうなんです「生きて帰れただけ」でも神様に感謝しなければと思っています。あのときからです「台風」はイベントではなく天災に変わったのです。巨大なエネルギーを持った災害の元凶がやって来るのですから警戒しなくてはなりません。決して他人ごとだと思わず十分な注意をしてください。

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