ナスDが予告「ディレクターチーム解散」当然の結果とわかりつつ悲しい

 

引用 部族アース

11月4日放送された「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日系)をご覧になられたでしょうか。バイきんぐの西村さんがタイを旅する企画の後、部族アースだったのですが、私的にはテンションがどんどんと落ちていくような気がするのですが、先週の予告からすると「審議」にかかった“サルを食べる”シーンが放送されると思っていたのですが、単に猟に出てリス猿を捕ってくるだけで終わってしまいました。

気になったのは最後の予告シーンでナスDがこう言っていたのです「これでディレクターチームは解散」。11日を待たなければわからないのですが、ナスDを中心とした部族アース取材チームは解散するのではないでしょうか。

私が当初より心配していたのは番組の中小企業化です。人間の少ない中小企業では、人がいないので上位の役職者が仕事を下に任せることが出来ずに、自分が自ら現場で働いて思い通りの仕事を進めていくのですが「管理」として広くまわりを見渡しながら仕事を進めているわけではないので、気がつくと偏った仕事になっているのです。これを私は中小企業化と呼んでいます。

ナスDこと友寄ディレクターも当初は「意気込んで」製作に入ったのだと思います、だから演者であるU字工事さんに率先して危険な場所に足を踏み入れ、染料を体に塗り、生魚を食べ、等々そのエネルギッシュな奇行が多くの聴視者の興味をそそり人気が高まったのだと思います。

しかし、ここからは推測なのですが。時間枠を10時に持ってきたものの、現行の友寄路線での放送が難しくなってきたのではないでしょうか。本人は良かれて思って頑張ってきたのですが、実はそこまで降りて行って「自分でやる」ことではなかったのではないでしょうか。芸人の方でも“釣った川魚を生で食べる”“わけのわからない染料を塗る”“儀式を自分自身で体験する”ことはできないと思います。放送できるのは演者さんが「できる」ところまでだと思います、制作が求める『面白さ』を製作側の人間が直接やってはいけない気がします。

どこの局でも起きている衰退減少にどう立ち向かうのか

引用 部族アース

11月5日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)でMCの松本人志さんがバラエティに関して語っていました。先頃、発表された「めちゃ×2イケてるッ」と「とんねるずのみなさんのおかげでした」の終了を受けての発言です。
松本さんも自身が18年間続けた音楽番組「HEY HEY HEY」が2012年12月に終了した際、「誰も番組が終了することを残念がってくれなかった」と嘆き「さみしかった。ひどくないか」とたたみかけました。

注目したいのは松本さんのここからの発言です
「最近“テレビ離れ”が叫ばれていて、作り手側にもその意識がある」
「製作側が満足するものができたと放送するとコアなファンは面白いといってくれるけれど、大抵そういう場合には低視聴率のことが多い」
「尖った番組を作るにはお金と体力が必要。クレームなどのリスクも考えると、今後はバラエティー番組は衰退していくのかな」

この発言はフジテレビ番組内にフジのバラエティ番組終了に関して語られたものですが、テレビ各局の事情は同じなのではないでしょうか松本さんはバラエティに関して語っていましたが海外取材の紀行ものも同じことではないのでしょうか、現に陸海空は「イッテQ!」(日本テレビ)を意識して企画されたと聞いています。「イッテQ!」もバラエティ色の強い番組です。

11日の放送を見ればわかることですが「思ったような番組を作る為に自らが演者となって、体当たり的に番組を作ってきた」ことが仇となってディレクターチームは解散に追い込まれるのではないでしょうか。エッジが効いてないと「面白さ」は出ないと思いますが、その尖った部分がすべての人に認められるわけではありません、だからこそ『尖って』いるのです。

今後も陸海空ではバリバリ猿を狩って焼いて食べ、怪しい儀式に体当たり的に参加し、密林の醸造所で酒豪ぶりを発揮、観光部族の真実を明かして「面白い」番組を作っていってもらいたいと思います。このまま行ければ‥‥…(11日放送を待ちましょう)。

 

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