兄の執念が犯人を捕らえたが妹は既に「クーラーの中」座間9遺体事件はここで終わるのか。

座間市の9遺体遺棄事件で犠牲者の名前が公表されました田村愛子さん(八王子市、23歳)。この女性は、事件が発覚するきっかけとなった行方不明の届けが兄によって出されていた女性です。この氏名発表には賛否両論があるようで、ネットは騒然としています。私の意見は、警察はこの被害者の兄の大きな協力によって本事件を発見し、解決できたのですから最大限にこの被害者の兄に敬意を尽くすべきだということです、それでなくてもネットでは犯人白井の出身校でのエピソードや知人の話、実家に関する話などを”ハイエナ”のように漁る輩が横行しています。

今回の事件は犯人にフォーカスする部分が多いと思っていたのですが、個人的には八王子の被害者の兄の話が公表されると、あまりにもドラマチックで、この猟奇的な連続殺人事件に対する見方が変わってしまいました。この兄が妹を探す過程で事件関連のツイッターに書き込みをした内容が胸に刺ささります。

”もしも妹がもうなくなっているとしたら
LINEで見せてあげた私の晩御飯のおかずであるエビの唐揚げ
食べたいと言っていたので今度一緒に作ろうという約束は達成できない
来月居酒屋に一緒に行こうという約束も、クリスマスには二人で贅沢しようという
約束も”

6月にこの兄妹の母親がなくなり妹はそのこともあって精神的に落ち込んでいたそうです、兄はそんな妹を気遣って早く立ち直ってもらいたいと思っていたに違いありません。その証拠に、この書き込みに反応した女性が囮となって犯人白井がおびき出され、捜査員がそのアパートに辿りつくことができたのです、兄が妹を探すことを諦めていたならば「行方不明9名」は永遠に不明のままで終わっていたのです。

この兄の優しさは書き込みの「エビの唐揚げ」や「居酒屋」に滲み出ていて涙が出ます。かぐや姫のヒット曲「妹」の兄妹のようです、愛子さんもこの事件の被害者に成らなければ、いつかは兄に見送られて花嫁となったことでしょう。

あくまで私見ですが「9人」は納得がいきません

事件が解明されて行くにつれて犯行の状況が公表されていますが、私にはどうしても納得がいきません。約2か月の短い期間で9人を殺害し、それを狭いワンルームのアパートの浴室で解体して肉や臓器は生ごみとして捨てたというのは物理的には可能であっても、実際に実行できるということが理解できません。「最初は解体と処理に3日かかっていたが、慣れてくると1日でできるようになった」と公表されています。この事件が発覚した最初にこのブログで書きましたが骨のある動物の解体は「関節」を捉えることができれば包丁程度で簡単にバラすことができますが、ノコギリを使って適当な場所からバラシて行くのは大変な労力です、この事件では部屋からノコギリが押収されたと聞いています。

何が言いたいのかと言うと「被害者は他にもいるのではないか」ということです。アパートに越してきてから凶行に及んだとされていますが、処理に長けている点は見逃せません、ある意味熟練していたと言っても過言ではないと思います。被害者はここまでにしてほしいのはやまやまですが、もし他に被害者いるのであれば明らかにしなくてはなりません、そうしなくては「不明者」のままであり続けるからです。

愛子さんの兄の執念が今回の事件発覚のカギとなったのだと思います。同じように他の被害者の家族の方達も、身内の無事を祈っていたことと思います。周囲の人たちを悲しみから救うひとつの方法は「真実」を知ることです、それが、どんなに残酷なものであっても「どうなったか」を知ることによって落ち着くことができるのです。

警察の方には早期に事件を解明して「被害者=9名」で終結宣言を出していただきたいと思っています。しかし、そのためには徹底した犯人への追及を行って、絶対にこれ以上の犯行がないことを私たちに明らかにしてください。お願いいたします。

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