銀 第3位、金 第2位、白第1位 これなんのことだかわかりますか?今日は「いい歯」の日。

ここ数週間下の奥歯周辺の歯茎が腫れて痛かったのですが、しばらくすれば治るだろうと放置していました。しかし、治るどころか段々と痛みも増してくるような気がしたので久しぶりに歯科医院に行きました「ああ、これ被せた歯が割れて虫歯になってます」医師は私の奥歯のレントゲンを見ながらそう言いました。さらに「もう抜かないと処置のしようがありません、こちら見て下さい」と私の手に鏡を握らせ、状況を説明します。要は抜けと言っているのだと理解し「お願いします」と言うと、2~3ヶ所に麻酔をして、あっけなく抜いてしまいました。

その後です「先生、抜いた後はどうするんですか?」私の問いに、奥からパンフレットを携えて医師が帰ってきました。「えーと。奥歯3本でブリッジします、抜いたところは浮かせる形です」それからと言ってパンフレットを開く医師、そこにはブリッジに使用する材料というか素材の紹介がされていました。

保険の効く通常の「銀歯」だと3,000~6,000円、もう少し上の金属を使った「金歯」は86,400円、金属にセラミックをコーティングしたメタルセラミック「白い歯」だと129,600円(ちなみにジルコニアという素材だと162,000円)と紹介されていました。「・・・・・・」私は絶句しました、保険適用範囲だと6,000円のものが、お薦め素材だと20倍の12万近くなるのです。医師の話し方だと「保険適用内の素材だと耐久性がなく、『仮』の処置となってしまう』いやいや、待って下さい『仮』ってなんなんでしょう、要は素材に耐久性がなく使用期間が短くなってしまうってことでしょう、さも保険適用内では処置が出来ないかのごとき説明は、どうなのでしょう。

歯科医は「歯」の専門技術者であって「医者」ではないと考えれば・・

医者が歯を治す行為が出来たとしても、歯科医にその逆はないと説明されました。これは家内の通う口腔内科の先生からお聞きしたお話です。医師と歯科医ではその教育課程が全く違っており、医師は総合的に医療を学ぶのに対し、歯科医は「歯」の分野を中心にした学習しか行わないため、医師と呼ぶよりかは『技工士』に近い存在なのだそうです。

今回の件のように、歯科医に通う際に「どうしてなの?」と思うようなことがしばしばあります、これは以前通っていた歯科医でのことなのですが「この部分は急激に悪くなる可能性があるので次から処置しましょう」と言っていたのに次の診療では「まだ、この部分は大丈夫なので様子を見ながら進めていきましょう」と全く違う説明を受けて戸惑ったことがあります、この歯科医院に通うのはすぐに止めました。

歯科医に関してはいろんなことが言われていますが、最大の問題は供給過剰にあるようです。歯科医師数は1970年と比べて3倍、1980年と比べても2倍になっています。1970年免許取得ですと、70歳でまだ歯科医を続けている可能性もあります。人口が減少し続ける日本において、明らかに供給過剰の状態なのです。歯科医院はコンビニの数を上回ると言われ、人口10万人当たり80.4人の歯科医師が施術を行っています。こうした状態から、年間給与額も600万円台とサラリーマンの給与と変わりません。

最近「ホワイトニング」という言葉をよく聞きませんか、治療ではなく「歯の美容」が流行っているのです。民間企業がノウハウを歯科医に教えてフランチャイズ形式で展開していることが多いようです。このフランチャイザーの企業の方が言うには「歯科は増えすぎたんです。これからはサービス業としての能力も必要になります。弊社では歯科医にも”接客”の技術を学んでもらってます。コミュニケーションが出来なければ生き残れません」と語っていました。

ま、いろんなことがあるのでしょうが『技術』ではなく『素材』で料金を引き上げるのはどうかと思います。称号が「医者」であれ「技工士」であれ”腕が良くて”なんぼの世界ではないのでしょうか、私の歯も保険適用内でよろしくお願いします。

 

 

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