「陸海空 地球征服するなんて」の『部族アース』が終了です。・・・征服するなんてって感じです。

引用 テレビ朝日             陸海空 地球征服するなんて

ここまで『部族アース』に関して書いてきて最後は書かずに終わるってのはどうかと思うので、終了時の視聴者の感想を綴ってみたいと思います。先週「終了に追い込まれる」的な表現をしましたが、内容に問題があって終わっていくということではなく長期ロケが終了し、当初予定が終了したので終わるということのようです。しかし、本当にそうでしょうか?友寄GPが今夜の放送でこう言っていました「全然、地球征服なんかしてないじゃないか」当事者だけに、よりそう思うのでしょう。始まった際の『部族アース』のキャプションは世界に100以上存在する部族を巡って世界征服をするというものでした。

深夜の時間帯に登場したナスDこと友寄GPのキャラクターは強烈でした、最初は”やらされるAD”なのかと思って見てましたが、毒を流して捕った小魚を生で食べ、川で体を洗い、猟で取れた猿を食い、現地人すらしないことを平気でやってのけるのです。しかも、積極的に自分から行動するのです、周囲で現地の人たちが止める場面も多々見られました。この段階では、何がなんだかわからなかったのですが『勢い』みたいなものは十分に感じることができました。

回が進んで友寄氏が真っ黒くろすけとなり「ナスD」の愛称がネットで検索されるようになる頃、番組の波も絶好調を迎えます。私的にこの時代を『アマゾン支流大航海時代』と位置付けたいと思います。アマゾン奥地に向かうフェリーを中心としてエピソードは展開していくのですが、ゲイと思しきコックの叔父さんの料理風景、船内で生活するハンモックの人たち、小舟で行ったジャングルの醸造所等々、極端な映像表現があるわけではありませんが、紀行番組としての楽しさは抜群だったと思います。また、この頃のU字工事の取材もいい感じだったと思います。

刺激は一時のもので続けば「あたりまえ」になってしまい、感覚は麻痺していく。

引用 テレビ朝日           陸海空 地球征服するなんて

『アマゾン支流大航海時代』が終了する頃には「部族アース」”ナスD”の人気は定着していました。恐らく多くの人は友寄GPの大暴れを期待していたと思います。私的にはフェリーを降りて過労から倒れた下り以降は段々とパワーダウンして行ったように思っています。取材先も観光の為に部族文化を売り物にしている人たちの生活だったり、儀式の様子を詳細に見せたり、紀行番組として部族の生活を紹介するには悪くはないのですが、当初のインパクトが強すぎて違ったカラーに見えてしまうのです。

そして、いつのまにかU字工事さんたちの出番はなくなってしまい。最終回の今夜も、まったく姿が映りませんでした。今夜は、友寄GPがこれまでを振り返りちょっとした反省をした上で、最後にまた行って「部族の素の姿を、そのまま日本に伝えたい」と語っていました。ここに問題があるのではないかと思っています、部族のそのままを野生動物の生態を紹介するように見せて、視聴者側は楽しいのか?

これまで視聴者が期待してきたのは現地の部族の奇行を超えた超奇行を実現する友寄GPの姿だったのではないでしょうか、猫のように生魚を食べる、平気で染料を塗る、信じられないほど酒を飲む、それがホームではなくまったくのアウエイ、しかもジャングルの中という刺激的なロケーションであったことが、より盛り上がりを高めたのだと思います。私はもっと友寄GPの「奇行」が見たかったのです、猿を狩る現地人より、猿を食らう友寄GPが見たいと思っていたのです。しかし、そうした奇行も段々と番組の中では「あたりまえ」になっていくのです、私は自分で自分の感覚が他の海外紀行番組を見る時とは違うものになっているのを感じます。

恐らく、ここで終わりではなく「これから」があると思います。他の番組にない「何か」があったことは間違いない事だと思っています、でも、これまでの放送を整理して今後を考えていただかないと同じ手法では楽しく見ることはできないと思います。個人的な希望から言えば、今度やる時にはU字工事を演者としてロケをやって友寄GPはナレーションで時々参加程度がいいのではと思っています。ゼネラル・プロデュ―サーはその製作能力で番組を盛り上げてください、よろしくお願いします。最後に、近年では突出した面白い番組をありがとうございました、感謝。

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