医療目的で使用されるヒルドイドを化粧品として使用する奥様方

ヒルドイドとはマルホ株式会社が製造販売する抗炎症血行促進剤、血行促進・皮膚保湿剤です。ヘパリン類似物質を薬効成分としています、1996年に「ヒルドイドソフト」を、2001年に「ヒルドイドローション」をそれぞれ血行促進・皮膚保湿剤として発売開始しています。基本的な効能は皮膚の水分を保たせることです。保湿力が非常に高い事で知られており、角皮症、皮膚のカサつきを改善させてくれます。アトピー性皮膚炎や乾燥肌、しもやけの症状がある場合に有効とされています。

主成分のヘパリン理事物質は血液が固まってしまうのを抑制させます。ですから、血行障害が改善され肌の乾燥が自然に改善されるのです。ヘパリン類似物質は医療用医薬品の製品しかありませんので、購入するためには医師の診断が必要となります。ニキビ・しわなど肌のトラブルの大きな原因は肌の「乾燥」です。乾燥肌が様々な要因で進行すると敏感肌、アトピー性皮膚炎へと移行していきます。

エアコンの効いた部屋で1日仕事をすると、カラカラの砂漠を一時間以上も歩いた状態と変わらないくらい肌は乾燥してしまいます。こうした状態で週5日は働かなくてはならないのですから、乾燥肌の方が増えるのは当たり前なのかもしれません。日本では80%以上の女性が「敏感肌」を認識しているのだそうです。肌の乾燥は肌の老化を進行させ、目じりの小じわ・にきび・毛穴が目立つようになり、見た目の老化が進んでしまいます。

肌はなにもしなければどんどんと乾燥していきます、この状態を防ぐために保湿が必要なのです。保湿するのは様々な方法がありますが、最近注目を集めているのがヘパリン類似物質を主成分とするヒルドイド。しかし、ヒルドイドは皮膚科でしか処方されない医薬品なのです、あくまで医療用であって美容で使う為に開発・販売されているものではないのです。

「3万円する化粧品に匹敵する効果」などと誰が言ったのでしょう”ヒルドイド”の真実

引用 マルホ株式会社

ある皮膚科ではクレーマー的な女性が「いくらでもいいから売ってほいし」などと通う例があったようです。しかし、本来の使用法はあくまでも「肌の乾燥治療の為」、美容目的で作られたものではありません。実際に美容目的で使用して副作用が出たという話もあります。くれぐれも安易に医療目的以外で使用しないうようにしてください。

最近ヒルドイドを美容目的で使用する人が急増し保険の使用頻度が高まったことから、将来的にヒルドイドが【保険適用外】になる可能性が出てきました。ヒルロイドを保険を使って購入すると1チューブ180円と格安で手に入るため、医院で処方してもらう例が増えているのでしょう。このため医療保険が美容目的で使われる金額は90憶円を超えるとも言われています(もちろん、ヒルドイドだけではありません)。こんな状態が続くと本当に必要な肌に障害を持つ患者に適正価格でヒルドイドが届かなくなってしまいます。

また、ヒルロイドは幼児にも使用するため『副作用がない』と言われているようですが、これは間違いです。人によって肌の状態は違うため、副作用がまったくないというのは考えられません。実際にヒルドイドの副作用として挙げられるのが「痒み・赤み・発疹」です。最近、増えているのは瞼などの皮膚の薄い部分の赤みなどです。

私に言わせれば「痩せるから」ということで下剤を処方してもらうのと同じだと思います。薬の薬効は的確にあるのでしょうが、それはあくまで不具合を治すためのものなのです。そして、もっとも怖いのが医療以外の目的で使うことにより「完全自己責任」となってしまうことです。赤くなるだけではなく発疹や炎症を起こした場合には、さらに治療が必要となった上に痕が残らないとも限りません。ヒルドイドは医薬品であって、それ以上でも以下でもありません。「美容」で使うことは意味がありません、効果があると言うのは「都市伝説」と同じ類のものです。

 

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