テレビ東京の新兵器「池の水ぜんぶ抜く」が正月特番まで制作、水ぬくだけで視聴率が上がるのか?

テレビ離れが進み、各媒体社も制作番組に苦慮の日々が続いているのではないでしょうか、そんな中、今年1月から始まったテレビ東京の「池の水全部抜いて…」の水抜き企画が大当たりしています。なぜ、池の水を抜くのを見るだけの番組なのにそんなに人気があるのでしょうか、来春には3時間の正月用特番まで用意されているようです。今まで汚く濁った池の水を抜き外来生物を駆除した後、天日干ししてきれいな水を入れて終了。それだけのことを番組として流すのですが、最近では行政から依頼が来るなど盛り上がってきています。海外ロケや新人お笑いに頼って来た番組制作に新たな光明をもたらしたのが、この「池の水全部抜いて」の企画です。

これまでの流れを振り返って見ましょう。
■第1弾 『緊急SOS!危険生物から日本を守れ!池の水全部抜いて全滅作戦』(2017年1月15日放送)
東京品川の30年放置された池の水を抜きます。次に和歌山で異常発生するアフリカツメガエルをココリコの田中が駆除に行き、岐阜では湖クラス    の巨大池の水を抜き住民100人と外来魚の駆除にあたります。最後は静岡でカミツキガメの駆除に熱血・的場浩司が挑戦。
※初回放送の時から明確に「外来生物の駆除」を謳っているところが視聴者うけしたのかもしれません、平和な日本を脅かす外来生物とは「なに?」、そして「いかにして」退治するのか?ちょっとしたヒーローものを見る感覚かもしれません。

■第2弾 『緊急SOS!”池の水全部抜いて”迷惑●●を絶滅せよ!』
①愛知県一宮市にロンブーの敦が出向いてミドリガメの駆除に奮闘します。
②ココリコの田中は横浜市戸塚区の「谷矢部池公園」で体長80cmを超える巨大魚の捕獲に挑みます。
③あばれる君は最近人気の静岡大学・加藤英明先生と組んで静岡県富士市「沼川地区」でカミツキガメを駆除。
④ハリセンボン箕輪はるかは品川区大井「原の水神池」で池を清掃・外来魚駆除にあたり野菜を洗った池に戻すようがんばります。
※初回放送からやってはいたのですが、キャラが明確なタレントに「ミッション」を与える形式にして日本各地で「水抜き」「駆除」を行っていく。リアルなバトルストーリーを見せてくれるのです、それに加えて危険な外来生物の紹介と池をキレイにするという公共性。テレビ東京は画期的な番組制作に成功したのです。

そして、気がつけば第5弾までが好評のうちに終了

そして11月26日放送分では小泉孝太郎が参戦、大阪府枚方市の「山田池公園」でライギョなどの駆除にあたります。ここでは捕獲したライギョの胃袋を調査、外来魚の獰猛さも紹介していきます。見ていると1.まず、水を抜くところ見てみたい⇒2.何が住んでいるのか興味津々⇒3.目的とする外来生物は発見できるのか⇒4.見つけた外来生物を捕らえ駆除できるのか。この流れを日本各地でタレントを替えてやっていくわけですからネタには困りません、また、行政からの要請だったりすると制作費用も行政側が一部負担なんてこともあるのでしょうか?見ていると、下手なドラマなどを見るよりずっとおもしろいのです。

そして来年1月2日「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」が放送されることが決定しています。予定されていた奈良県桜井市の箸墓古墳に隣接する池のロケが出来なくなり番組内容が変更になったことも伝えられており、既に話題を集めているため多くの視聴者から関心を集めるのは間違いないと思います。お笑いや格闘技の次にやってくるのは、こうした”日常冒険型企画”なのかもしれません。

 

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