福岡で初雪、本格的な冬到来。今日は関東も10℃。

うちの家内は母親によく電話しています。私たちは埼玉、家内の両親は福岡です。今日は雪が降ったと報告の連絡だったようです、実家の裏から登った山にある寺院の屋根が雪で真っ白になっていたと夕方電話をかけて来ていました。家内が「雪が降ったげな、父さんとこはつもっとるちゃない」と、そうなんです私の実家は家内の実家など比べ物にならないくらいの山間部なのです。今頃、国道にも薄っすらと初雪が積もっていることでしょう。

福岡で初雪、関東も本格的な冬がやってきます。関東に来た当初は、それほど寒さを感じたことはありませんでした、30代まで福岡市内で働いていましたが、福岡はそれほど温かな地域ではありません。冬は海から風が吹きつけると、それなりに寒い地域なのです、九州だからとよく言われますが、福岡は南というよりかは西のイメージじゃないのでしょうか。

私が育った地域では冬はマイナス10℃を下回ることもありました、中学校まで歩いて通っていましたが、その間にマフラーに付いた息の水滴が凍ってカチカチになるようなこともありました。「福岡なのに?」とよく聞かれます。そうそう、数年前に東京に雪が積もったときの話です、私の向かいには小さなお子さんを2人抱えた家があって、雪の日にはおかあさんと「かまくら」を作っていました。

私はおかあさんと小さな子が雪にてこずっているのを見かねて手伝いをしました。雪はあったという間に集まったのですが、私はつい本気になってその雪山をかたく踏み固めてしまいました。「かまくら」を作るためには雪山はかたく踏み固めておかないと中に穴を掘ることができないのです。踏み固めてから「それじゃ」と引き渡しました。その後、家内から「お父さん、本気で固めたろ。お隣さん穴が掘れなくて困っとったよ」と言われました。

大量の雪が降らない限り「かまくら」など作ったことがないのが普通です。私が子供の頃は、毎年「かまくら」が作れるくらいの雪は降っていました、毎年、毎年、繰り返し「かまくら」を作って”作る技術”を磨きました。本場の北の地方とは違うでしょうが、オリジナルにしてはなかなかの作業手順を身に付けたつもりです。作るのは降って、日が出てから少々時間が経たなければなりません、そうすると楽に雪玉が作れるのです。直径1mくらいの雪玉をどんどんこしらえて、それを集めて雪山を作ります。壊して固く踏み固めるのは当然です、そんな遊びを一日中ひとりでやっていた記憶があります。

雪で思い出す兄のウソ

雪を見ると決まって思い出すのが兄の話です。この話は、ブログをはじめた当初も書きましたが、この機会にまた書きたいと思います。私の兄は小学生の時に急激に成長して身長が160㎝を超えていました、私は普通の小さな小学生でしたので、並んで歩くと変な感じでした。小学生のある日、雪が降った田んぼの道を兄と歩いて小学校に向かっていました。

兄は言うのです「知っとうや、下のほうの街には3階建てやら4階建てのビルとかいう家があるとば」私はテレビで見たことがありました「団地とかいうとやないね」兄は続けます「まあ、それも種類のひとつたい。とにかく何段も家が積み重なっとるとたい」私は聞きます「なんで?」兄は不敵な笑みを浮かべて答えます「ここは太陽に近かけん、これくらいしか雪の降らんとたい。下の方は太陽から離れとろうが、そやけんいっぱい雪の降るとたい」私にはまだわかりません。「いっぱい雪が降ったら、上の階から出入りするとたい。そんために上の方に高く作られとっとたい」私にもわかりました。そうか、そんなに平野部では雪が降るのか‥‥。

小さな頃の兄は悪戯もので、サボテンの表面を撫でて顔を撫でてみろとか、そういった類のことを言う人でした。あの頃は、雪が降るたびに平野部の人たちが雪に埋もれてしまう事を心配しましたが、今では、「雪が降った」のニュースに懐かしく実家を思い返します。

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