急成長のDely、孫正義氏を目指し追い越しスティーブ・ジョブスになりたい堀江祐介社長。

引用 日経ビジネスオンライン

最近話題になっている動画サイト「クラシル」この料理レシピ動画はなんと月1億回以上再生されています。運営するのは株式会社dely,その代表は堀江祐介氏、21歳で起業し社会を変えていくソフトバンクの孫社長に感化され、24歳で約40憶円を調達、5年で「クックパッド」を超えると豪語しています。もともとは野球少年、高校までは野球に打ち込み将来は体育教師になろうと思っていたそうです、そんな彼を変えたのは3・11でした。震災後の被災地でコンクリート砕いているときに100憶円を支援金として被災地に贈る孫社長を見て起業家を目指します。

最初に手掛けたのは「フードデリバリー」の会社でした、後に堀江氏が語っていますが「まったく」儲からなかったそうです、調達した資金5000万円のうち2000万円をあっと言う間に失って撤退。当時、お金が無くて自炊していたのをヒントにレシピの動画配信事業を始めます、このサービス開始から5カ月で月間再生数1億回に達する快挙を成し遂げ、一躍、ベンチャービジネス界の急成長株となります。

フードデリバリーから撤退しレシピ動画事業への転換を図った時点で6名だった社員は、現在では150名になり、2年間で急激に成長しました。堀江氏は「通常であれば20年くらいかかるところを2年くらいでやるのですから、問題だらけです。特に人の問題に関しては日々、悩まされていますが、当然のことだと思っています。」とさらりと語ります。フードデリバリー事業時代に、いっしょだった仲間が去って行く状況を見て来た経験が現在の難局も楽観視させているのでしょうか。

昔の”ヒルズ族”のような違和感は感じない、まるで先輩事業者のように感じるのはなぜか?

引用 クラシル

ひと昔前にITで稼ぐ人間が集う場所として「六本木ヒルズ」がありました。若くして事業に成功した人たちが集まり”ヒルズ族”などと呼ばれていました。マスコミの取材に登場する彼らが語る事業や、その生き方には何故か「違和感」がありました。それは能力の違いとか、そういうことではなく「実業」と「虚業」の違いだったような気がします。

現在、ベンチャー企業を立ち上げる若き経営者にはかつてのIT長者のような「うさん臭さ」がありません。堀江氏が孫さんを目指し、最終的にはスティーブン・ジョブスのようになりたいと言っても、そんなに嫌な感じはしません。この若者であればやるかもしれないと思ってしまいます、彼は当初の失敗を「あの頃は、ビジョンの無い仕事をやっていました。稼がなければいけないと思い、どうやって稼ぐかばかり考えていました。そんな考えが周囲に透けて見えたのでしょうね、ビジョンの無い仕事はダメです」とても20代の経営者の言葉とは思えません、彼にはビジョンが見えるのです。私は半世紀以上生きて来て、長い会社員生活の中で”ビジョン”を見せてくれた経営者は数人しかいません。『なにが必要なのかを知っている』堀江氏は良い経営者として企業を成長させていくでしょう。

人口が減少し、高齢化が急速に進行する日本で、こうした若い事業家が出て来ることは非常に喜ばしいことです。彼の事業に触発されて、どんどんと若い方が事業を立ち上げ、日本の経済を活気づかせることを願います。事業を起こし、それを広げる真摯な姿勢を見ていると、同じ社会人としてまだがんばらなければと思ってしまいます、こうしたことに年齢は関係ないのですね。やはり大切なのは自分の人生に対する『熱』なのでしょう。

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