無人島の友寄ディレクターが最期なら、タレント化する裏方への非難もこれが最後。

引用 陸海空地球征服するなんて

今晩も見ました「陸海空 地球征服するなんて」。バイキングの西村氏が台湾を旅する企画の最終話だったのですが、なんとなく昔の「電波少年」の有吉氏を見ているようでした。「電波少年」の頃の有吉氏は、まだ若く、旅先で大酒を飲んでは失敗を繰り返すなど「無責任行動」が番組で人気でした。若い兄ちゃんのやることですから「そういうこともあるさ」と受け入れられていたと思います。しかし、今日の陸海空はいただけません、横断のチャンスが1日残っているのに「もう間に合わないから」と終了してしまうのです、若くもないバイキングの西村氏がそんな行動を取ると”残念”な気分にさせられます、ただ我儘なおっさんのカネなし紀行を見せられるのでは視聴者はたまりません。そこには、少しはテレビ的な配慮が必要なのではないでしょうか、昔のテレビは『誘導』することを知っていたと思います、それが投げ捨て状態なのが最近の傾向ではないでしょうか「西村はこう考えて、そうしたんだ、どうだ!」って投げっぱなしでいいのでしょうか。

ネットの発達は情報の拡散という面で大きな変化をもたらしました、今回の西村氏の企画もインスタグラムをベースにしたものになっています。そこに合わせたキャラの強い芸人を使った投げ捨て番組ってことでしょうか。来週放送される友寄ディレクターの無人島生活も似たような性格を持った企画だと思います。テレビ的ではないと言っているのです、確かに刺激的な画像とエピソードが展開されるのですが、それはライブでの視聴率稼ぎというよりもツイッターやその他のSNSでの情報拡散ネタのように見えるのです。

もっとシンプルに「テレビで見せる」ことをやっていくべくではないでしょうか、紅白でウッチャンナンチャンの内村氏が司会を務めたことに賞賛が集まっています。彼の良さは「テレビうけ」を知っていることだと思います、陸海空の目標は「世界の果てまで行ってQ」にあるのだと聞いたことがあります、この番組は実によくできています。視聴者側は安心して見ていながら、驚きと笑いを提供してくれるのです、理想的バラエティ番組だと言えます。また、この番組はキチンとお笑い芸人やタレントさんを使ってテレビ番組らしさを演出しています。

エッジが効いていれば視聴者が喜ぶということではなく出演者にも適性があると思う。

引用 無人島0円生活

友寄ディレクターが出て来た時の衝撃は忘れられません「変なADさん」だと思っていました。そうでなければ、毒を流した川の水を飲み、そこの小魚を食べ、焼いたサルを食べ、刺青の染料を体中に塗りたくったりなんかはしないと思っていました。その破天荒な行動の主がテレビ製作側のお偉いさんだったんだから「びっくり」です。誰もがネットでその経歴を調べました。

その特異なキャラと製作側の人間と言う背景から急角度でその認知度は上がっていきました。しかし、彼の失敗は「自分を出演者として」番組製作をしてくれる人間がいなかったことです。というより、そんなことが出来る人はいないのです、彼は制作側の人間として高いサバイバルスキルを身に付け、現地人もびっくりするような奇行を平気で出来る人間になっていたのです。それは、出演者を演出するうえで必要なベースとして磨いてきたツールです。自らがそのツールで番組に出演することの意味が理解できていなかったのか、知った上でやらざるを得なかったのか。

多分後者なのでしょう、どっから見ても「職人肌」な人なのです。じゃなければ、あんなに変なものが飲み食いできるはずがありません、この前放送の無人島生活では海岸に打ち上げられていたペットボトルの腐ったお茶を一気に飲んでいました。こうした部分が問題だと思うのです、通常の演者さんだと「カラダを壊すから」と飲むことはないと思います、そこを無理して飲むことに視聴者が共感できるかどうかです、恐らくはドン引きしていたのではないでしょうか。

「スゴイ人」であることは間違いないのですがテレビ番組の演者として出演するのは方向が違っていたと思います。来週の無人島生活を見れば、彼がどれだけサバイバル能力の高い人なのかは十分に分かると思います。しかし、私は視聴者として「面白くない」のです、出来る人間の技を見せられても「面白くない」のです。少々できない、よゐこの方が見ていて「面白い」のです。

表は表、裏は裏、製作側が番組内に出て番組を盛り上げるのは結構ですが、味を引き立たせるスパイスに成れば良いのですが、ただ辛いだけだったり渋いだけでは「美味い」とは言えません。そろそろ友寄ディレクターも本業に戻って「面白い」番組を作ることに専念していただきたいものです。テレビ局も自社の社員を泣かせるのではなく、もっと知恵を絞って番組を作るべきではないのでしょうか。

 

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