秘密のケンミンSHOWで草野仁さんが語った長崎チャンポンのルーツを広めたい。

関東、といいますか東京を中心として仕事をやるようになって「関東風」のものの見方があることを知りました。特に顕著なのは「食べ物」です。
ラーメンだと”替え玉”のスピードが異常に遅いのに、それが当たり前だとしていますし、トンコツや味噌ラーメンに関しても日本各地から集まった人たちが馴染みやすい味に標準化されています。私はこれを「関東風」と呼びます。今日は秘密のケンミンSHOWで取り上げていた『チャンポン』について考えたいと思います。どうも取り上げ方が「関東風」のようで気になるのです。

ラーメンに塩・味噌・豚骨があるように秋田チャンポンがあるわけではない

■テレビでチャンポンをチャンポンにするのは紛らわしい

テレビで秋田の人が「長崎チャンポン」とは別物と説明していましたが、そうなのです。ラーメンはラーメンであってうどんではないのです、秋田チャンポンは餡かけ麺であって、長崎チャンポンとは異なる麺料理なのです。秋田チャンポン発祥の店「チャイナタウン」の店主が語るように『いろんなものがごったに入っているからチャンポンと名付けた」秋田独自の麺料理なのです。ラーメンの系統分けのように塩ラーメン、味噌ラーメンとカテゴリー内で使用調味料で種類分けできる内容ではないのです、沖縄の「ちゃんぽん」が分かりやすい例です。沖縄では平皿に盛った米飯の上に野菜炒めの卵とじを載せた料理を「ちゃんぽん」と言います、どうもインドネシアのチャンプルーの語源も含まれているようです。このように単純に「ちゃんぽん」と言った場合には、別々の料理だと考えていただいた方が良いと思います。

■私にとって「長崎チャンポン」は別格のちゃんぽん料理

引用 ちゃんぽん亭

今後は野菜炒めを載せたトンコツスープと太麺の麺料理は「長崎ちゃんぽん」ときちんと「長崎」を付けて呼ぶ必要があるようです。ラーメンにも東京ラーメンや九州ラーメンなどの冠が付く場合がありますが、それは単なる味付けの違いを地域で表しただけで『異なる料理』としての名称ではないのです。しかし、チャンポンに関しては「長崎」を外すことはできません、なぜならば「秋田」は餡かけ、「近江」は和風スープで中華の「長崎」とは異なるからです。同系統ではなく並列に考えた場合「ラーメン」のカテゴリーに対抗できるのは「長崎チャンポン」だと思うのです、世の人が”ちゃんぽん”と言って思い浮かぶのは「長崎チャンポン」のはずです「長崎チャンポン」は別格の存在なのです。

長崎チャンポンのルーツを知ってもらいたい

■長崎のチャンポンは福建省の福建料理をベースとしている

秘密のケンミンSHOWの番組中に草野仁さんがさらっと、長崎チャンポンのルーツを語っているのを見て感激しました。長崎のちゃんぽんは中国は福建省の料理がベースになっています。明治時代中期に長崎市の中華料理店『四海楼』の初代店主陳平順さんが、当時日本に訪れていた大勢の中国人留学生に、安くて栄養価の高い食事を食べさせるために考案したものです。草野さんの説明通りのお話です、それから知っておいてほしいのは長崎チャンポンの麺は「長崎県内で製造され」また「唐あく」と呼ばれる長崎独特のかん水で製麺したものと規定されています。このため長崎のちゃんぽん麺は他県で製造されたものと成分が異なり、独特の風味があります。

■長崎チャンポンはお近くのリンガーハットでお手軽に味わうことができます。

ひと昔前、都内の中華屋さんで「長崎チャンポン」を注文すると似て非なるラーメンが出て来ることが多く、オリジナルの長崎チャンポンに近いも

引用 リンガーハット

のを出すところは少なかったように思います。しかし、最近安心しているのが「リンガーハット」が全国展開していることです、ここのチャンポンは紛れもなく「長崎チャンポン」です。私が知る限り30年以上前に多店舗化を開始し、だんだんと営業域を広げて現在では国内800店舗を数えるまでになっています。ほとんどオートメーション化された厨房で作られているため、どの店舗で食べても均質な味を楽しむことができます。長崎地元の店舗で食べると、何と言うかもう少し濃厚な感じがするのですが関東圏のリンガーハットで食べても、それほど味が劣ることはありません。まあ、現地のチャンポンには及びませんが「長崎チャンポン」を楽しむことはできます。

野菜たっぷりのヘルシー麺料理「長崎チャンポン」を食べましょう。ちなみに東京で「長崎ちゃんぽん」を本格的に食べてみたいとお思いなら、『銀座 吉宗』をお薦めします、電話で確認して行かないと「皿うどん」の日と「ちゃんぽん」の日が入れ替わりだったような記憶があります。
本場、長崎の絶品チャンポンが味わえること請け合いです。

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