そうめんで有名な佐賀県神埼市で自衛隊ヘリが民家に墜落、沖縄だけじゃない軍用機墜落の危険性。

真っ暗な田んぼの中でマイクを持った報道の現地取材者が暗闇に浮かび上がる集落を指差します。「あちら、まだ煙が上がっているのが陸上自衛隊ののヘリが墜落した現場です」カメラが降りしきる雪の向こうに映したのは、ヘリが墜落した民家があると思われる集落、そこにはまだ白煙が立ち上っていました。陸上自衛隊 目達原駐屯地の南約4キロの住宅街に、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが落下したのは、午後4時43分くらいでした。

近くには小学校もあり民間の被害が最小限だったことに防衛省も胸を撫で降ろす。

■近くで落下するヘリコプターを見た近隣住民は・・・

男性:「見よったら火が出とったですもん、それから垂直に落ちて、走って行ったらそこの家に落ちとったとですよ、びっくりするち言うか、怖かったですよね」「部品ていうか、いろいろと降ってきよったですよ」

中年女性:「音のしたら、もう落ちとったでしょうが、どうもこうもならんですよ」

周辺の住民の方は大きな音がしたため落下するヘリを目撃したようです。その証言から操縦ミスではなく、何らかの機体故障が疑われます。自衛隊では非常時には民家を避けて着陸するような訓練を受けており、今回のように民家を直撃する状態から推測すると着陸場所を選ぶ暇もなく墜落したようです。原因は機体の異常が濃厚です。

■落下した民家にいた小学5年の女の子は、どれだけ怖かったことか・・・

墜落時に民家には小学校5年の女の子がひとりでいました。落ちた瞬間の音に驚き、そのまま外にでて救助されたようですが、膝部分の負傷も伝えられています。以下は推測です、

女の子(想像の発言):「家におったら、ババリバリ!って凄か音のしたけん、すぐに外に飛び出したとです。逃げる時に膝をどこかにぶつけたごたる、怪我をしました」「何が起こったか、まったく分かっとらんかった。外に出て家が壊れて燃えるのを見た時に事故を知ったとです」

と言ったかどうかはわかりませんが、想像で書いてみました。留守番していたら、いきなりヘリが降って来るのです。驚くというか、トラウマになる酷い経験と言った方が良いと思います。これだけでも、十分な被害者が出ているということです。国防の為のヘリが凶器として民家に落ちて来るのです、あり得ない不祥事です。

ヘリが落ちた約500メートル先には小学校も、一歩間違えば大きな惨事になっていた今回の墜落

■周辺は田園地区が広がっていたが墜落したのは集落地域であった

ヘリは、神埼市立千代田中部小学校の約500メートル先に墜落しました、近くには幼稚園もありました。千代田中部小学校の教頭は午後4時40分ごろ「ドーン」という音を聞きました。窓の外を見ると、すぐ近くの住宅から黒煙が見えました「現在、生徒らの安全確認や状況の把握を続けている」教頭は緊迫した様子で語りました。夜には墜落した家にいた小学校5年の女児1人がけがをしたという情報がもたらされました。時間や場所が違っていたら、大惨事となる可能性もありました。

■墜落の原因は操縦ミスではなく「機体整備の問題」との見方が強まる

今回、墜落したAH64D攻撃ヘリは、陸上自衛隊が導入している米ボーイング社が開発した戦闘ヘリです。通称アパッチロングボウ、全長18メートル、重さ約10トンで、最大速度は時速約270キロ、100以上の目標を同時に捉える高性能レーダーや、複数の航空機や地上部隊と情報を共有するためのデータ転送システムも搭載しています。アメリカ陸軍では主力攻撃ヘリとして採用され、2003年のイラク戦争にも投入されています。軍事評論家によれば「『ローター部分が外れて落ちた」との目撃情報があるなら、操縦ミスではなく、機体整備の問題。自衛隊の保有数は13機と少なく、使用頻度は高いのに整備する人員は限られ、整備の質の低下が問題視されていた」と指摘しています。

米軍基地の縮小・撤廃を求める前に、自衛隊の安全対策を万全なものとしてもらいたいものです。銃を持つなら持つなりの保管体制が必要なように、兵器を使う以上は、それなりの運用スキルを発揮すべきです。軍事評論家の言うように、整備員不足による整備不良が原因で墜落したのならば、自衛隊に対する信用は失墜することになります。ミスを犯すのが人間です、しかし、ミスを犯すことを前提に対策を練ることができるのも人間です。機長は未だに発見されていないようですが、今回事故の被害者は自衛隊2名、民間1名の3名に終わる見込みですが、就業中の小学校に墜落していたならば「取り返しのつかない」状態となったことでしょう。まずは、自分たちの襟を正しましょう、そこを怠っては他を非難することなどできません。

 

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