世界的に広がる「Me Too運動」日本ではそれほど騒がれていないのは”不倫”大国のためなのか?

SNSを中心に「#Me Too運動」が広がりを見せています。この#Me Tooというハッシュタグは、セクシャルハラスメントや性的虐待の被害者が、

引用 シネマトゥディ

その名前の通り「Me Too=私も」と被害体験を告白するために生まれました。このハッシュタグが広まったきっかけは、女優アリッサ・ミラノさんの呼びかけが始まりです。2017年10月、アメリカの映画プロデュ―サーによるセクハラ疑惑が報じられたことをきっかけに、同様の被害を受けたことがある人々にむけて”ミートゥー”と声を上げてもらいたいと、彼女が発信したのです。多くの著名人や一般市民が彼女の呼びかけに共鳴し、世界的なセクハラ告発運動となっています。

日本では段々とトーンダウンしている「Me Too」運動は何故なのか?

■当初、波が来た時には同調する人たちがいました。

日本でも、2017年5月にジャーナリスト・伊藤詩織さんが準強姦被害を告発。同年12月には人気ブロガーで作家のはあちゅうさんが、上司によるセ

引用 産経ニュース

クハラ被害を告発しました。この2人の勇気を支持したいと、政治アイドル・町田彩夏さんや若手実業家・椎木里佳さんらも被害体験をツイッター上でつぶやきました。しかし、その後、運動が盛り上がっているようには見られません、新聞・テレビを賑わせていたのは日本相撲協会と不倫の話題ばかりでした。

■日本国内で運動が盛り上がらない理由

アメリカでは映像メディアに対する有名俳優たちの告発が相次いでいます、また、アカデミー賞などの注目度の高いイベントにおいても女性陣全体で主張する傾向にあります。日本の場合、芸能人による告発はほとんど見当たりません、声を上げているのは伊藤さんなどの、基本的には独立して活動している女性たちで、組織に属していません。ここに日本独特の理由があるように見受けられます、もし何かあっても「しがらみ」を絶って告発を行うことが難しいのです。

電車での痴漢が社会的な破滅を意味するように告発は組織における破滅を意味している

■社内でセクハラを相談したらパワハラになって返ってきた。

有名金融会社に勤めるAさんは上司から長期に渡ってセクハラを受けていました。最近では、直接身体に触れるような事も度々あり、Aさんは耐えられなくなり会社の人事に相談をしました。ところが、その話がセクハラを行っている上司に伝わり、今度は仕事の中で圧力をかけられるパワハラを受けるようになってしまい、自ら退職を選ぶほかに方法がなくなってしまいました。芸能事務所に所属するBさんは、事務所から接待をするように言われ、酒宴でメディア関連企業の社員にセクハラを受けたことを事務所に伝えると「普通のこと、過敏になりすぎる」と守るどころか、取り合ってもくれませんでした。このように日本国内では当事者が上げる声は組織の都合に掻き消されているのです。

■しかし、本格的に運動が盛り上がってきたら。

では、アメリカと同じように影響力の高い芸能人が告発を行い、対セクハラの運動が盛り上がってきたらどうなのでしょうか、恐らくは電車で痴漢と間違われるのを恐れる中年オヤジのように、すべての職場のオッサンたちは両手を上げて仕事をしなければならなくなるでしょう。例えば髪を切って来た職場の女性に「イメージが変わって素敵になった」と言っても『身体的なことを指摘された、セクハラだ』と言われれば、そこまでではないでしょうか、さらに「日頃から、同じようなことを言う」と人格的に問題があるぞとオマケを付ければ完璧です。めでたくセクハラオヤジの誕生です。

※運動の前にベースとなる倫理感を持たなければなりません。

日本にセクハラがないと言っているのではありません、告発していただくのには勇気も必要ですし、社会的には評価の高い行為だと思います。しかし、告発の信憑性を疑われるようなことがあってはなりません。見てください、日本の情報番組や週刊誌を「不倫」ばかりが目につきます、不倫は片方の倫理観の欠如で起こるものではありません、男女両方の倫理観が欠如するときに起きるのです。そして、そのことを取り上げる野次馬が多い事。こんな状況で「セクハラ」問題を扱える土壌があるとは思われません。まず、何が私も同じなのかです、同じ倫理観を持ちましょう、そして倫理を持たざる者は否定するのです。「メディアが不倫なんか取り上げてもしょうがない、やれば社会的に終わりなんだから」と共通の認識を持てる状況になれば良いと思っています。不倫の良し悪しを語っている間は「#Me Too運動」の盛り上がりは望めないかもしれません。

 

 

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