今日で最後「眠狂四郎 The Final」田村正和も74歳、侍姿も最後かも知れない。

引用 フジテレビ
眠狂四郎 The Final

平昌五輪が大盛り上がりの週末、フジテレビでは9時から田村正和さんの「眠狂四郎」が放送されます。田村さんは1972年に江見俊太郎さん、平幹次郎さんに次いで、テレビシリーズでは3人目の眠狂四郎となりました。田村さんは72年~73年にかけて26話に出演、以降、テレビシリーズで“眠狂四郎”は製作されていません。本夜の「眠狂四郎The Final」は田村さん出演シリーズの締めくくりになります。

柴田錬三郎原作の「眠狂四郎」を映画で見たことがありますか?

■最初は鶴田浩二主演で1956年に公開されました。

眠狂四郎は、柴田錬三郎さんの小説に登場する剣客です。ユニークなのはその出生、転びバテレン(改宗したキリスト教徒)と日本人の混血でした、性格は冷たく残虐で平然と人を切り捨てます。最初の映画化では鶴田浩二さんが抜擢されましたが、特攻隊の実経験を持ち、精悍なイメージの鶴田さんは原作の“眠”とは少し違っていました。

■日本のジェームス・ディーン市川雷蔵さんの「眠狂四郎」はNo.1の出来でした。

二度目の映画化で主演になったのは市川雷蔵さんでした。市川さんは37歳の若さで早世されたので「日本のジェームス・ディーン」とも呼ばれてい

引用 眠狂四郎円月斬り

ます。原作ではエロスが前面に出た時代劇になっていますが、その雰囲気にピッタリだったのが市川さんです、劇中裸体の女優さんや、市川さんと女優さんの絡みがあって、エロスの要素は十分に取り入れているのですが、市川さんのクールな演技でベタつきのない作品に仕上がっています。この眠シリーズは市川さんにとっても当たり役となり12作品に出演されています。
(「眠狂四郎殺法帖」1963年11月公開、「眠狂四郎勝負1964年1月公開、「眠狂四郎円月斬り」1964年5月公開、「眠狂四郎女妖剣」1964年10月公開、「眠狂四郎炎情剣」1965年1月公開、「眠狂四郎魔性剣」1965年、5月、「眠狂四郎多情剣」1966年3月公開、「眠狂四郎無頼剣」1966年11月公開、「眠狂四郎 無頼控 魔性の肌」1967年7月公開、「眠狂四郎女地獄」1968年1月公開、「眠狂四郎人肌蜘蛛」1968年5月公開、「眠狂四郎女狩り」1969年1月公開」

そしてテレビシリーズの「眠」と言えば田村正和

■当初のシリーズは1970年代、80~90年代にスペシャルを4作品

田村さんの演じる眠狂四郎も今回が最後、田村さん以降、この眠狂四郎を本格的にテレビで演じる人は出てきていません。そして70歳を超えた田村さんが、今回最後の狂四郎を演じます。役柄的にイメージが合う人がいないのです、誰もができる役処であれば独自の世界観は生まれていません。映画では雷蔵さんが見事に独自の世界観を創りあげていますが、テレビドラマで、それができるのが田村さんだったということでしょう。

■ドラマが好きと語る田村正和

田村さんのお仕事はドラマが多いようです「舞台はお客様がいるのが嫌、映画は時間がかかるし、終わった後に舞台挨拶がある。テレビはそれがない」から好きなんだそうです。実際、恋愛ドラマのダンディーな役柄から、ホームドラマのコミカルな役まで幅広くこなしてきました。特に新境地を開いた「古畑任三郎」シリーズは田村さんの二枚目なイメージとは裏腹なコミカルな役、本人もそんな役ができるとは思っていなかったそうです。今回は時代劇と言うこともあり、化粧で年齢をカバーした部分もあったと思います。できれば時代劇ではなく現代ものを演じていただきたいと思います。「ニューヨーク物語 2018」なんてのはどうでしょう、眠狂四郎もいいですが、普通にカッコイイ男を見せてもらいたい気もします。

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