ザギトワが欲しがる「秋田犬」そんなに簡単に渡していいのか?「秋田犬保存会」。

引用 みんなの犬図鑑

ザギトワさんは世界に名を馳せた有名フィギュアスケーターなのですから、秋田犬のぬいぐるみくらいはプレンゼントしても問題はありません、それが話題になって山と積まれたぬいぐるみが売れることも、また問題はありません。しかし、ちょっと雑誌を見て「欲しい」と言っているだけなのに秋田犬発祥の地である大館市の「秋田犬保存会」が「そういうことならプレゼントしましょう」と申し出ていることには、あまり賛成はできないのです、ご本人が秋田犬の実物と触れ合った上で「飼いたい」と言うのであれば納得も出来ますが、報道では雑誌の写真を見ただけで「欲しい」と言っているようです、どうも安易すぎる気がするのですが。

秋田犬は日本の重要な天然記念物、そして日本犬の中でも唯一の大型犬。

■秋田犬は「秋田マタギ犬」を祖先とする狩猟犬である。

秋田犬は世界の犬種85種類の中で、4番目にオオカミに近い犬種であることが判明しています。純血種の秋田犬は大正時代以降減少し、血統が絶える恐れが出てきたために希少種として保存して行こうとする運動が高まりました。1931年には優秀犬9頭が天然記念物に秋田犬として初めて認定されました。その後も、食糧難や軍用犬との交配などによって純血種の秋田犬は減少していきます。

■「秋田犬保存会」が設立され秋田犬復興が本格化していく

1927年には大館町長らによって「秋田犬保存会」が設立され、本格的な復興運動が高まっていきます。1932年には帰らぬ主人を待ち続ける犬の記事が朝日新聞に掲載され、秋田犬忠犬ハチ公として有名になります。その2年後には東京渋谷の駅頭でハチ公像が除幕されました。こうして主人に忠実な秋田犬は、忠犬ハチ公の名前と共に、ますます世に知られるようになりました。また、第二次世界大戦前に来日し秋田を訪れたヘレン・ケラーは秋田犬を欲しがります、彼女に贈られた秋田犬は「神風号」初めてアメリカに渡った秋田犬となりました。

日本人の寄り添ってきた「秋田犬」は特別の存在なのです。

■海外で飼われる秋田犬の頭数は日本国内の頭数を超えている

海外で秋田犬が人気だったのはヘレン・ケラーの話を見てもわかると思います。しかし、その数が増えたのは2009年に公開された「HACHI約束の犬」の公開が大きな影響を与えたと言われています。同映画は『ハチ公物語』の舞台設定を大正・昭和初期の東京から現代のアメリカ東海岸の架空の街に移して制作されました。大の愛犬家であるリチャード・ギアが制作、主演を務めました。舞台となる街はアメリカで、登場する人物もアメリカ人でしたがハチの役は純血種の秋田犬が演じました。こうした映画やネットによる秋田犬の情報公開により、秋田犬への関心や興味が高まり、現在では海外で飼われている秋田犬の数が日本国内の秋田犬の数を超えているのです。

■ザギトワが感謝、待望の秋田犬がやって来る。

ロシア放送局「Sputnik」は「日本のブリーダーがアリーナ・ザギトワに秋田犬の子犬贈呈の申し入れ」と報じています。記事によると、秋田犬保存会などが協力し、秋田犬の贈呈を決めたということです。また、ロシアスケート連盟によると「夢を叶えてくれる日本の組合にはとても感謝しています。そしてギフトもありがとうございます」と語っています。五輪で金メダルを手にし、プーチン大統領からはBMWも贈られたザギトワ、欲しかった秋田犬を手に入れる事ができそうです。しかし、これだけは忘れずにいてほしいのですが「犬は生き物です」特に、秋田犬の主人に献身的な特徴を見ていると、多忙なザギトワ選手が本当に飼えるのかが心配になります。どうか、日本を代表する犬種・秋田犬を可愛がってください。

 

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