「天神コア」が2020に閉店、天神の”核”やったけん”コア”ち言いよったったい!中心はどげんなるとな?

引用 天神コア

急上昇のキーワードで「天神コア」の名前が「ハートマン軍曹」の上に来ていたのは昼間の数時間ではありましたが、関東に来てから20年以上の私にとっては「ビックニュース」でした。2020年に閉店することを地元紙、西日本新聞が4月16日に報じました。天神コアビルは1976年のオープン、既に40年以上が経過しています。私的な思い出ですが、夏場は屋上がビアガーデンとなり、学生の時分にはバイトしていた友達にビールをたらふく飲ませてもらったものです。また、社会人になって「無礼講」と言われ、酔って課長の首を絞めたのも同じビアガーデンでした、別に飲んだ思い出ばかりではありませんが懐かしい場所であることは間違いありません。

福岡市中央区天神1-11-11

■どうやら隣接する「福岡ビル」や「天神ビブレ」と一体で開発されるらしい

天神コアは天神地区の中央に位置しています、その証拠が住所表記です1-11-11と”いち”だらけです。天神地区の開発は初期は南北に行われ北はKBC会館から南の西日本新聞社ビルのあたりまでがビルの集中地区で地下道が出来たこともあり、人の行き交いは南北縦動線が主で、その核まさに「へそ」の部分になっていたのが「天神コア」だったのです。しかし、80年代後半に三菱地所の「イムズ」西鉄の「ソラリア」が出来たことによって東西の人の行き交いも増え、街自体の重心も南下します。天神コアオープン当初に比較すると、街区内での回遊動線も大きく変わってきています。今回、天神コアが隣接する「福ビル」や「天神ビブレ」と再開発されることになれば、街区の重心が変化して人流れが変わるかもしれません。

■博多駅に押されていた街機能を盛り返してほしい

近年、博多駅地区での開発が先行しており、関東の人間と出張した際には「博多の玄関」と博多駅地区を呼ぶ人間が多いのですが、私的には天神こそが「表」の顔であると思っています。街の機能が大型商業施設に集約されるのは良しとしませんが、天神コアを中心とする同地区で再開発が実現すれば、天神地区に新しい空間が誕生して街が活性化することは間違いないと思います。某トレンド研究所が福岡の街を『自転車距離』の街と呼んだことがあります、そんな街だけに大型敷地による再開発は街を形成するパーツとして大きな影響を与えるのです。この地区の再開発が行われ、再び天神地区が脚光を浴びることを期待します。

「天神ビックバン」や航空法の高さ制限緩和の影響も

■天神地区に高層ビルがないのは航空法の影響

福岡くらい空港が近い都市は他にはありません、かなり昔に香港にあったカイタック空港(「燃えよドラゴン」を持てください飛行機が街の上空を低空で飛んでいます)が密集地区に近かったのですが、今は移転しています。航空法では空港からすり鉢状に高さ制限がかかるため天神地区では60m+αくらいの高さのビルしか建てられませんでしたが、国家戦略特区による航空法の高さ制限の特例承認を受け、ビル容積率の緩和など福岡市独自の施策を行い、今後10年間で30棟のビル建て替えを誘導するのが「天神ビックバン」なのです。空港が近いうえに、高層の複合ビルが建設できるようになれば天神の街も大きく変わっていくでしょう。

■ばってんが、やっぱり「天神コア」がのうなるとは寂しか

福岡に戻った際、新しいビルばかりで旧来のものが無くなってしまっているのは「寂しい」です。福ビルは建設当時から石張りの床で風情のあるビルでした。天神コアは前述したように「ビアガーデン」と本屋が思い出深いです、また、女性の方なら10代の頃、ビブレで服を買われたのではないでしょうか。数十年をスパンとして街は顔を変えていくものです、現在の渋谷や銀座がそうであるように、地方都市の中心街も変化の時代が来ているのです。かつて篠山紀信をCM写真に起用した地方ファッションビルとしては斬新だった「天神コア」も109を入れたところで、若返りはできないということでしょう。「老兵は去るのみ」。どうか若い世代は少子化なんぞに負けずに活気ある街づくりをお願いします。

とんこつらーめんの食いたか~。

 

 

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