日本の「アルカトラズ」となるのか平尾受刑者逃亡から2週間、遂に捜査員延べ1万人を投入!!

引用 BrandNewS

愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業所から平尾龍磨受刑者が逃走して4月22日で2週間となります。指名手配となっている平尾龍磨容疑者は広島県尾道市の向島に逃げ込んだと見られており、これまでに広島、愛媛両県警が延べ1万人以上の捜査員を投入して行方を追っています。平尾容疑者は大井造船所で服役中は「受刑者」でしたが、現在は”逃走罪”の容疑者として指名手配になっています。今回、平尾容疑者が犯した罪は逃走罪、逃走罪にも種類があって閉鎖型の施設から建物の一部を壊して逃げた場合には「加重逃走罪」、施設などを壊すことなく逃げた場合には「単純逃走罪」が適用されます。前者の場合は懲役3ヵ月以上5年以下の懲役、「単純逃走罪」の場合には1年以下の懲役に処せられます。今回は『塀のない刑務所』からの単純逃走ですので、そのまま解釈するなら1年以下の刑となります。

「アルカトラズからの脱出」を見たことがありますか?

■映画は実話に基づいて制作されました

「アルカトラズからの脱出」は1979年公開のアメリカ映画です。主演はクリント・イーストウッド、メガホンを取ったのはイーストウッドとタッグを組むことの多かったドン・シーゲル。サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島、そこにある鉄壁の牢獄から囚人が脱獄するストーリーです。この映画の見どころは「脱獄不可能」と言われた刑務所からどうやって抜け出すかという点です、脱獄が難しかった理由は四方を海に囲まれ、海から逃げようとしても海温が低く、潮流も早いため生きて海を渡ることができないと思われていたからです。しかし、この映画のモデルとなったフランク・モリスは1962年にアルカトラズ島から抜け出し、その後の消息は不明となっています。

■向島から海を渡って本土へ

警察は向島に平尾容疑者が潜伏しているとして捜査を続けていますが、もし、平尾容疑者が海を渡ったとすればどうでしょう。島と本土との狭い海峡部分では200mほどの距離しかなく、泳ぐ能力があれば渡ることは可能です。海流が早くて渡れないだろうとする説もありますが、流されながらでも泳ぐことは可能なので浮き輪の代用品を持っていれば休憩しながら本土を目指すことも可能です。また、このところ真夏のような気温が続いているため、それほど海水温も低くはないはずです。アルカトラズから泳いで出れば、成功の確率は極めて低いかも知れませんが、向島からの脱出はそこまでの難しさはないはずです。

そんなことがあってはいけないのですが・・・

■もし、平尾容疑者が海を渡ることを考えたとして

例えばの話ですが、平尾容疑者が海を渡ったとしましょう。そして、その際に何らかの事故で海に沈んだと仮定します、その際は向島での捜査から平尾容疑者が向島から出たのではないかと判断⇒本土に警戒態勢を取る⇒想定された逃走経路で検問や捜査、となると現状の数倍の警察官が投入されることも考えれます。また、事故などに遭って平尾容疑者が溺死していた場合、その遺体は腐敗してガスで体が膨らむまで浮いてこないので溺死を確認することもできません、遺体が発見されずに長い期間が経過する可能性もあります。現在は向島という限定区域での出来事ですが、これが本土になると大変なことになってしまいます。

■アルカトラズは閉鎖に追い込まれました

フランク・モリスの脱獄から1年を待たずにアルカトラズ刑務所は閉鎖されました。今後、大井作業所のような「開放型」の更生施設がどうなっていくのかは予想できませんが、平尾容疑者の逃亡を契機として閉鎖されるようなことがないことを願います。欧州では開放型施設で更生訓練を行うことによって再犯率が減る事例があり、多くの開放型施設があるそうです。逃亡の原因は「規律が厳し過ぎた」「身内に重体の人間がいて面会」などと憶測が飛び交っていますが、今のところ本当の原因はわかりません。ここの「なぜ」を掘り下げることが最も重要なことではないでしょうか、一日でも早く平尾容疑者を確保して「なぜ」を聞き出し、逃亡が無くなるよう対応していただきたい。なにより、平尾容疑者に向けて言いたい「海を渡るのだけは止めて」と、消息不明となってしまってはお互いに困ってしまいます。

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