奈良の市街地を鹿の大群が爆走!奈良女子大にお食事か?取り沙汰される原因あれこれ。

心配していたことが現実になりつつあります。以前からこのブログで「鹿の惑星シリーズ」として過疎地で繁殖している鹿の危険性を書いて来ましたが、鹿の聖地・奈良で遂に鹿の暴動が始まってしまいました。なんと、奈良公園の鹿約50頭が市街地を大群で奈良女子大前まで駆けて行く姿を女子大生がスマホで撮影したのです。公道を鹿が群れで走る姿は、恐怖を覚えずにはいられません。                            

「奈良の鹿」は特別な存在だと言うけれど

■農作物の被害が相次ぎ今夏にも捕獲が始まる

奈良公園には1800頭の鹿がいて“神の使い”として可愛がられ、国の天然記念物として保護されています。しかし、増えすぎた鹿が農業などに被害を与え「害獣」としての側面が見えてきました。このため奈良県では今夏にも鹿の捕獲を始めるべく、文化庁に捕獲の為の現状変更許可を4月に申請し、認められる方向になっています。奈良県は、市中心部では従来通り保護を続ける一方、郊外では頭数管理を進め、人と鹿の共生を図っていく方針です。

■これまで何度も「食害」に対する被害が出ていた。

1979年、鹿の被害に悩む奈良公園周辺の農家が春日大社などを相手取って損害賠償を起こしました、この件は1985年に和解が成立しています。これにより、農家が申請すれば市中心部以外での捕獲が可能となりました。しかし、これまで申請された例はありません、奈良県が2009年から2013年にかけて、鹿による農業や林業への被害を調べたところ、市東部を中心に7割超が「被害が増えた」と回答、従来、捕獲が可能な旧都祁村と旧月ケ瀬村では、奈良市が2016年に57頭を駆除しています。

中心市街での鹿の行動は彼らの「自由」なのか

■奈良県では鹿の生息エリアを明確にして管理しようとしている

奈良県は2017年3月、鹿を保護、管理する四つのエリアを30年ぶりに見直しました。春日大社境内など3平方キロを生息地として重点的に保護する「重点保護地区」に指定、その東側の春日大社原始林など7キロ平方キロを「準重点保護地区」に指定しました。これらを囲む形で、市郊外との間に保護管理地区(18平方キロ)を設け、それら以外の一部の地域で鳥獣管理計画に基づき捕獲していきます。奈良県は今夏(7月)から計画を始める意向で、11月までに数十頭を捕獲する見通しです。

■今回、鹿が群れで激走していたのは「中心地区」

今回、女子大生によって激走する鹿の群れが撮影されたのは、近鉄奈良駅から徒歩2分、古民家が並ぶ観光スポットです。50頭ほどの鹿の群れが、ヒズメの音を響かせながら撮影者の前を通りすぎたのです。動画を見た方々からは平和な感想が寄せられているようですが、鹿が車などに激突すると車がへこんで鹿は何ともないみたいなことも、鹿は危険なのです。撮影者に走る鹿がぶつかっていたらと思うとゾッとします。基本、野生の鹿なのです。

観光客が「おじぎ」する姿が可愛いからと、じらせ過ぎて襲われるような事も起きているようです。熊牧場の熊もエサが欲しければ「手を振る」ような仕草をします、要はエサを得るための行動なのです。それを飼いならされた動物のように思って接するのは危険としか言いようがありません。理由はどうでも良いのです、怯えて逃げていた、女子大にエサを食べに行った、理由ではなく群れの鹿が公道を走ることが問題だと言っているのです。同じことが繰り返されれば、人的被害が出ないとも限りません。中心市街においても鹿の行動を規制する対策を取り、接する観光客にもエサやりにルールを設けるべきです。保護した相手に危害を加えられたのでは意味がありません。

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