女性下着で成り立っているのに「女性差別」で炎上するワコールってどうなの?

引用 ワコール

大手下着メーカーのワコールがインターネット上に掲載した男性下着の広告記事に対して性的な表現を用いており“女性差別”ではないのかとの批判が相次ぎ、同社がこの記事を削除していたことが、5月18日にわかりました。ワコール側は「不適切な表現だった」と謝罪しています。広告記事は、講談社のウェブマガジン「FORZA STYLE」に4月27日に掲載されたものでした。

どんな内容だったのか?

■ウェブマガジンの編集長の発言が問題となった

ウェブマガジンの編集長・干場義雅氏が対談の中で
「もち肌の女性に抱かれているよう」
「東北美人に後ろから抱かれているような感じ」
女性を肌着に引っ掛けてコメントしていました。記事の掲載後、ツイッターでは「商品の感触を女性の肌に例える必要があるのか」「女性をモノ扱いしているのではないか」などの批判が多数寄せられ、同広告が“女性差別”をしているとして炎上騒ぎとなりました。

■ワコールは事前に原稿の確認を行っていた

驚かされるのは、同広告の内容をワコール側は確認していたということです。ワコールは「事前に原稿を確認する際、認識が甘かった」として、5月14日には記事を削除しました。対談で語られていた男性下着は、吸汗速乾性や接触冷感のある素材を使用した商品でした。
女性下着では圧倒的なシェアを誇るワコールですが、男性下着での認知度は今一つ、今後の収益の一角として男性下着に注力しているようですが、やはり不慣れな分野の為か通常のプロモーションのようにスマートには行かないようです。同編集長も女性下着のワコールを意識したため、女性要素をコメントに入れようとして失敗したのだと思います。

女性から女性に対しては少々、過激でも問題はないのか

■ウェブアンケート企画「ブラパン」

「ブラジャーを何枚持ってる?」「ブラとパンツ、どちらから先に着ける?」、こうした質問は家族や友人であっても聞きにくいものです。しかし、ワコールのウェブアンケート企画「ブラパン」は女性たちから多くの支持を集めています。このアンケート、今年で開始から9年、「ガードルは、ショーツの上?素肌に直接?」「インナーも夏用に着替えてる?」「スリップ来たことある?」「お風呂で使ったバスタオルは毎日洗うの?」などなど、通常では聞きにくい話題が満載です。こうしたアンケートを10年近く扱ってきたワコールさんが、今回のような失態を犯したのはなぜなのでしょう?

■良かれと思って失敗したケース、気を遣ったことが裏目に

今回のケースは某官僚のように、日頃から女性にセクハラ行為を行っていた人が非難されている訳ではありません。世間的には良識あるウェブマガジンの編集長が、女性を差別しているとして非難を浴びているのです。確かに、そのまま読み下すと「この人、大丈夫かな」とは思います、しかし、この人はワコールさんを意識するあまりに「女性の…」と言ってしまったと考えられないでしょうか、そこは通常から女性向けにプロモーションを行っているワコール側が「まずいのではないか」と指摘すべきです。要は、女性に対する理解が足りない人だったのです、そういう人が表現する場にいることは問題かもしれません。しかし「セクハラ罪はない」と高飛車な態度を取る大臣とは問題が違います。ワコールさんは自社製品のプロモーションに関しては、自らが監修してやるべきです。それだけ女性に寄り添って社業を続けてきたのですから。

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