川で飼われてきた人気者のニシキゴイが奪われる!早く「返して」地元住民が訴える。

引用 岸邦晴のつれづれブログ

長年、川で餌付けされてきたニシキゴイは誰のものでしょう?兵庫県穴栗市山崎町高下の菅野川で、地元住人が10年以上にわたって餌をやって可愛がってきた3匹のニシキゴイが行方不明になりました。いなくなる直前には網を持って川に入る中年の男女が目撃されており、持ち去られた可能性が高くなっています。周辺の住民は「3匹は地域で飼っているペットのようなもの、みんなの人気者なので元の場所に返してほしい」と訴えています。

何のために持ち去ったのか?

■基本的に売買には適していない「川」のニシキゴイ

持ち去ったのは、目撃された中年の男女の可能性が高まっています。では、いったい何のために川から持ち去ったのでしょうか?近年、インドネシアなどアジアの富豪の間でニシキゴイの人気が高まり、1匹数百万で取引されるケースもあるそうです。全日本錦鯉振興会の話では「川のコイはコイヘルペスなどの感染症の恐れがあるため、愛好家が飼うことはまずない。売買の可能性はないのでは」ということでした。どうも、今回の連れ去りは自宅での鑑賞用に持ち去られた可能性が高くなっています。

■今回のニシキゴイの捕獲は罪になる

近くに住む男性は「15センチぐらいの小魚の頃から見守ってきたのでさみしい。飼っている人がいるのなら、そっと元に戻してほしい」と話していました。損保川漁協によると、コイやフナは「ハエ券」を購入すると釣ることができるそうです、また、網を使った漁は漁協組合員しか認められていないため、非組合員が網を使ってコイを捕れば、窃盗行為になってしまうそうです。

わかって捕っているかは疑問?川にいるニシキゴイは…

■決して放流してはいけない魚、それがニシキゴイ

最近は外来種の繁殖が問題となっていますが、通常見かけるニシキゴイは在来種ではありません、外来種と在来種の交配種がほとんどです。また、ニシキゴイを放流することはブラックバスを放流する事よりも環境に対する問題が大きいとされています。食用に利用できる黒い鯉はまだしも、食用に利用できないニシキゴイは鑑賞用に飼われるくらいしか用途はありません、また、鯉は雑食性で何でも食べる為、在来の固有種などに与える影響が大きいのです。今回、不明になったニシキゴイたちもパンやドッグ・フードなどを与えられていたといいます。不明となった3匹は、結果的に決められた場所で飼われる状況になっており、川の環境保全のためにも良かったのです。

■野生といえば野生なのですが地域で餌付けされた特殊な鯉なので「返して」ください

鯉が姿を消したのは4月9日、この日の午前7時半ごろ、十明橋付近に軽乗用車2台が止まり、中年の男女2人が大きな網を持って川に入るのを複数の住民が目撃しています。以来、2匹がいなくなり、2日後には最後の1匹もいなくなりました。金銭目的で捕っていくのなら「価値がない」ことを知って返してくるかも知れませんが、個人の池に入れるために持ち去ったのであれば、帰って来る可能性は低いかも知れません。しかし、近隣の方たちが餌付けして、育てて来た鯉なのですから“事情”を知ったなら、そっと返しに来てください。野生とペットの中間のような、妙な位置づけですが小学校で「猫」を飼っているようなものだと思います。所有権を主張する人はいないけど『愛着』を感じていた人はたくさんいました。ニシキゴイのことを考えたら、早急にかえしてください。よろしくお願いいたします。

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