雇われ社長のトランプさんが車を自慢すればオーナー社長のキム委員長が苦笑い。

引用 朝日新聞デジタル

昨日から「史上初、日朝会談」が話題です。これまで犬猿の仲であった、北朝鮮とアメリカの首脳が合うのですから、大変なことには違いありません。見ましたか、ホテルの通路を左右から歩いて来てちょうどの間合いで向き合った二人は「握手」をして、正面の記者団の方に向きます。私が気になっているのは、なぜ、トランプ大統領の目の下は白いのかということと、キム委員長のシークレット・シューズは何センチくらいあるのかといった、そんなことです。この二人、どこから見ても善良そうな人たちには見えません、上海からきた裏社会のボス2代目とアメリカンギャングの大御所といったところです。みるからに“悪い感じ”の人たちですから、いい話をしているはずがあるわけはないのです。

政治と言うよりビジネスをこなすトランプさん

■「非核化の費用は日本と韓国が持ってくれる、その用意がある」って本当?

トランプさんが、どこで商売をしようが構わないのですが、日本を勝手に巻き込むのは止めてもらいたいですよね。記者会見の時に「非核化の費用負担は?」の記者の問いに対して、トランプ大統領は「日本と韓国が負担」と発言しました。これまで米軍を派遣し、アメリカの税金で両国を守ってきたのだから、非核化くらいは隣国で持てよ、とういうことなのでしょう。これを受けて今夕、菅義偉官房長官が記者会見し「IAEAの初期査察費用をみる用意はある」と述べていました、この事は既に日本として承知のことだったのでしょうか、しかし『拉致問題』の解決もないのに、どんな形であれ費用負担はおかしいでしょう。単純に核廃棄全体で約5000億が必要と言われているようです、私たちも福島原発見てますから、原子炉片すのにお金がかかることは知っていますが、なんで隣の国の面倒まで見なければならいのでしょう。

■米韓合同演習を勝手に止めていいもんなんですか

さらに驚いたのは米韓軍事演習に関してです「北朝鮮との安全に向けた協調が続く間は、軍事演習は行わない」と記者会見でも述べたのです、これまでは韓国の防衛のための演習であって、北朝鮮は関係ないくらいのことを言ってきたのに、急に「止めた」と言ってよいのでしょうか。米国側も事前に聞いていなかったようで、あたふたする中、マティス国防長官は「話したことがある」と口裏を合わせていました。トランプさんとしては「演習を止めて」「駐留米軍も引き上げ」なるべく、他国の防衛のためにアメリカ国民の税金は使いたくないと言ったのです。どうも、この人は大統領というよりかは「雇われ社長」的な面が強いような気がします、国の存続よりも「今の自分の人気」を中心に物事を考えていらっしゃる。

世襲制、商店制度でやってきた3世はオーナー社長

■車を自慢するトランプさんを嘲笑するキム委員長

中庭を二人で歩き、大統領専用車「ビースト」を見せるトランプ大統領は、東の小国の独裁者に自由の国の自慢をしたかったのでしょうか。解説の評論家が「キム委員長は国を持っているわけですから、単なる大統領のトランプさんとは資産が違います。別に車なんか興味はないでしょう」と述べていました。同感です、民は飢えていてもキム委員長の2重アゴは保持されるのです。今回の会談を通して「はしゃぐトランプ」に対して、落ち着いて見えたキム委員長は“オーナー社長”だったからかもしれません。雇われは、周囲の声を気にしますが、オーナーにはその必要がないからです。

■見てみたい、キム対安倍の会談を

世間がどのように評価するのかは知りませんが、今回の会談は「70:30」でキム委員長の勝ちです。「段階的」な核兵器の廃棄を認めさせ、各段階における援助という特典まで約束させたのです。当初より目標は「完全な非核化」であり、せめてその枠組みくらいは、この会談において決めておかなければアメリカ側の得点はありません、『方向性を確認した』に留まった結果です。拉致問題も伝えられているといいますが、そもそも人に頼むようなことではありません。ここまで来たら安倍さんがキム委員長と会談する他に方法はありません。その時は、どうか「70:30」で圧勝してもらいたいものです。

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