もう「ズル林」なんて呼ばせない!アメダス舘林が新拠点で観測を開始。「今年も暑いぜ、舘林!!」。

引用 朝日新聞

高気温の記録で知られる群馬県館林のアメダス観測地点が移設され、今日13日から新しい地点で観測が開始されます。群馬県南部から埼玉県北部にかけての地域は、西よりの風が山越えとなってフェーン現象をを起こしたり、ヒートアイランド現象で暖められた都心の空気が南風で運ばれることなどから気温があがりやすいと考えられています。日本歴代2位の40.9℃を記録している熊谷市もこの地域です。舘林も地理的に気温が上がりやすい環境で、過去に40℃以上を3回記録しました。ところが昨年頃からネットで「ズル林」などと批判されていたのです、理由は気温を測定する「アメダス」にありました。

毎年、夏になると「全国最高の気温〇度を記録」その数字が怪しい。

■舘林の気温は高気温になりやすい場所にアメダスを置いており「ずるい」

館林市内のあちこちに「日本一暑いまち」という文字を見かけます。2007年には40.3℃を記録。この気温は気象庁が各地点の観測史上1位の値を使って作ったランキングで10番目に高い記録です。昨年は5月21日に35.3℃を記録して「全国初」の猛暑日を早々に記録しました。8月9日には38.8℃で「今日の最高気温地点」としてニュースで報じられました。しかし、舘林の最高気温に対してネット上で“ずるい”という声が上がっていたのです。その“ずるい”というのは、いったいどういう事なのでしょう?

■アスファルトに囲まれシートの上に

気象庁は、各地の気温を測るために「アメダス」を設置していますが、舘林のアメダスは、素人目に見ても「ここに温度計を置いたら、他の場所よりの高い数字になるんじゃないの?」という場所に置いてあるというのです。その設置場所は、店舗と住宅に囲まれた舘林消防署の駐車場を間借りしたものです。フェンスで囲われた敷地の真ん中に、銀色の温度計が置かれていました、地面は芝生ではなくシートに覆われ、フェンス脇には高さ1mほどの低木が植えられていました。周辺は駐車場でアスファルト、疑問が湧くのももっともな話です。前橋地方気象台の担当者の説明では“条件に適合しており、問題はない”とのことでした。こうした状況を受けて、民間の団体や周辺住民の間で「独自」に気温の測定が行われました、その結果は『アメダス』より低かったのです。しかし、気象予報の専門家は、「わずかな気温差は気象台が想定する「差」の範囲内」と説明しています。

風評被害のせいではないが「アメダス」は移設することになった

■観測開始は6月13日の予定

今回の移設は「ズル林」からの脱却を目指したものではなく、消防署が移転するのに伴った移設です。移設先は観測点を西に約2キロ離れた県立舘林高校のグラウンド脇です。新たな設置場所は風通しが良く、気温が下がるとの見方もありますが、舘林市の地球環境課の担当者は「表示される気温が変わっても、このエリアが暑い事には変わりはない」と冷静な対応です。市では今年も、積極的に熱中症対策に取り組むそうです。

■今年も「最高気温」を記録するでしょう

南極では端の方は内陸部より大幅に気温が高い、なんてことはないですよね。「南極」地域に属していれば、ほぼ同じ気候ののはずですし、少々の気温差は想定の範囲内といってよいでしょう。では、なぜ舘林のアメダスの測定値を問題にするのでしょうか?今回、偶然にも移設することになったのは好機だと思います「ズル林」などと言った人たちは、今夏、舘林が「本当」に暑い事を認めることになるでしょう。舘林は“暑い”地域なのです、気象庁も認めていますし、それは地形的、位置的な問題であって観測装置を少し動かすくらいで変化するものではないのです。餃子の1番を張り合うのとは違うのです、そんな暑いところに住みたくはないのだけど、仕方ないから『暑さ』を売りに頑張っているのです。今年も暑くなるでしょう、舘林のみなさん負けずに頑張ってください。

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