岡山で中学生運転の車衝突、1人死亡4人重体。運転はゲームじゃない!

 

引用 日本経済新聞社

社会の何かが緩み始めているのかも知れません、政治の世界では誰が見ても「嘘」と思われることを“ごまかす”、スポーツの世界でも勝つために平気でルールを破る、子供たちがそうした社会をどう見ているかが心配です。今日、早朝に岡山で中学2年の男女5人が乗った車が中央分離帯にある鉄柱に衝突、車から飛び出した女子生徒が死亡し、他の4人も重傷を負っています。この事故を、単なる「特別な事故」と考えてよいのでしょうか、新幹線での無差別殺人の後、富山県での拳銃が奪われた事件、何かが繋がっているような気がします。それは社会に広がる秩序の“緩み”ではないでしょうか?

友人たちは語る「よく運転していた」

■事故を起こした車には中学生が5人で乗っていた

7月1日、午前4時55分頃、岡山市北区青江の国道30号で、中学2年の男女5人が乗った乗用車が中央分離帯の鉄柱に衝突しました。5人のうち、岡山市北区の女子(13歳)が車外に投げ出されて頭を強く打ち、搬送先の病院で亡くなりました。このほか、同乗していた13歳の男子3人、女子1人が足の骨を折るなどの重軽傷を負いました。県警岡山南署は、運転免許を持たない中学生が運転していた経緯を調査しています。事故現場周辺には亡くなった女子生徒の友人と思しき女子生徒が花を手向ける姿が見られ、インタヴューに対して「明るい子だった」「よく運転すると話していた」など、事故に遭った生徒が日常的に運転していた状況が語られました。

■現場は見通しの良い片側2車線の直線道路だった

岡山南署などによると、現場は見通しの良い片側2車線の直線道路でした。5人は岡山市と岡山県倉敷市の市立中学4校に通う知人同士で、車はこのうち1人の家族名義でした。当時、誰が運転していたのかはわかっていません。岡山南署は、重軽傷を負った4人のケガの回復を待って事情を聞く方針です。事故現場は見通しのきく幹線道路、また直線道路であり、急ハンドルを切って中央分離帯に乗り上げる為には、何か突発的に車の前を横切るなどのアクシデントが無い限り、運転に慣れた者が同行為を行うのは難しいでしょう。治療中の4人から事情を聞かないと詳細は判明しませんが、通常の状態ではなかったことが考えられます。もし、運転していただけではなく、車に乗る前に「飲酒」などの行為を行っていたとするならば、突発的な急ハンドルもあり得なくはないと考えられます。

「運転」することを簡単な行為と考える土壌があった

■なんのために「免許」が必要なのか、年齢制限があるのか

事実から判断できることは、事故にあった5人の中学生には「無免許」で車を運転することに対する罪悪感はなく、運転を簡単な行為と見なしていたということです。もし、そうでなければ、この車に乗ることはなかったはずです。事故を起こした中学生に問題があることは当然として、その周辺にはそれ以上の問題があります。運転していた生徒の保護者は、自分の子供が車を運転していることを知らなかったのでしょうか?今回、幹線で事故が起きていることから、それは考えにくいと思います。ある程度慣れていないと幹線を走ることはしないはずです。日常的に中学生の運転を黙認していたとするならば、それは重大な犯罪行為と言えます。免許の取得の必要があり、年齢制限がある行為を「中学生」であるのに認めていたとするなら、未成年と知りながら酒のある飲食店で働かせる行為に等しいと言えます。

■事故の背景を早く“はっきり”させて緩みがないようにしてほしい

「あまやかす」ことは悲劇を招くことを社会が学習しなくてはなりません。社会的な認知が、見ず知らずであっても「誤った」行為を行う者に対する注意に繋がるのです。今回の事故の前に中学生の運転行為に対し、強いダメ出しが行われていれば、事故は起きていません。運転はシュミレーションゲームではないことを若年者に徹底して教育すべきです、失敗すれば「やりなおせる」のはゲームだけで、リアルな運転の失敗は『死』に繋がることを理解させるべきです。周辺も“免許”が必要な行為には、それなりの経験や操作時間が必要とされていることを周知徹底させるべきです。生徒らの回復を祈願しますが、周辺の保護者で運転を容認してきた大人は、強く反省をするべきです。

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