池の水抜いて外来種退治も大変だけど、空飛ぶネコはもっと大変!ウミネコが急激に繁殖。

 

引用 GANRF

「カモメ」と「ウミネコ」の違いを知っていますか?どちらもチドリ目カモメ科の鳥です。では「カモメ」と「ウミネコ」の違いは何なんでしょう?「カモメ」hがカモメ科の1種で全長は45センチほどで、翼の上面や背が灰色、腹と尾は白く、くちばしと足は黄色、翼の先に白い斑点があります。日本には冬鳥として、港や海岸、河口などに渡来します。しかし、一年中、日本にいるわけではありません。「ウミネコ」は、全長47センチ。尾の先の黒い帯や、黄色いくちばしの先の赤と黒の模様などが「カモメ」と異なる点です。そして最大の特徴は「ウミネコ」が留鳥であることです、季節によって移動することがないのです。この「ウミネコ」の留鳥であることが大きな問題となっています。

江東区でウミネコが異常繁殖!ミャーミャー泣く声で夜も眠れず

■もともとは台東区で繁殖していたウミネコ

ウミネコが江東区で繁殖して社会問題となっています。この数年、春から夏にかけて江東区の住民を悩ましています。温暖化対策の一環として緑化された江東区のマンションの屋上で、本来は海にいるはずのウミネコが巣を作って繁殖しているのです。一日中「ミャーミャー」と泣き続け、江東区民は睡眠不足に陥っています。2015年くらいから江東区でのウミネコの繁殖は目立ち始めました。もともとは台東区で繁殖していたものが、台東区のネットを張るなどの防御対策により、台東区から大挙して江東区に移ってきたのです。

■なぜ、ウミネコが内陸で繁殖するようになったのか?

ウミネコが内陸部で繁殖するようになった理由は2つ考えられ、ひとつは東日本大震災が起きて、安全を求めて内陸に移ったこと。もうひとつは、上野動物園がウミネコを一時期保護していたため、上野の環境が馴染んで内陸部を繁殖地にしてしまったというものです。
都市部は食料が豊富にあり、照明がついているため夜間でも活動することができます。また、ウミネコの天敵であるカラスが数を減らしており、これもウミネコの増殖に拍車をかけていると言われています。

ウミネコが増殖し、カラスが減っていく都心部の現象

■東京都心で大量のカラスを見る事は少なくなった

東京都心で大量のカラスを見かけることは、少なくなってきました。カラスが東京都心で大量発生したのは1980年代頃からです。バブル期だった当時は世の中にお金が有り余る時代でした、路上に置かれる食べ残しや未使用の食材が含まれた生ごみの量が増えたことが、カラスが大量発生した原因だと考えられています。カラスの増殖が目立ち始めると、住民と生ごみをめぐるトラブルも増え、ごみ対策の為の調査も進みました。東京都は2000年代に入ってからカラス対策を実施します。具体的には公園に罠をしかけたり、巣を駆除、餌やり防止、カラスから餌となるゴミも遠ざけました。こうした施策によって東京都心部のカラスの数は減少しているそうです。

■天敵カラスの減少がもたらす「ウミネコ」天国

天敵のカラスが減少したことが直接のウミネコの増加とは言えませんが、人間の種族争いと同じように何かが淘汰されれば何かが台頭するものです。確かにカラスは賢く、鳴き声も気味が悪いものです、しかし、それがウミネコになったところで環境が良くなるものでもありません。群れができる地区では鳴き声や糞に悩ませられているのです。池の水を抜いて「外来種」を退治する番組が流行っているようですが、空を舞う「ネコ」を退治するのは容易ではありません。恐ろしいことに陸地での巣作りの方が種の存続の為には優位であることを本能的に知ってしまったようです。都心部に住んでいるのに「どうして?」害獣被害に遭うのか理解に苦しみますが、地上ではハクビシンやキツネ、タヌキといった動物が店舗に餌を見つけに現れるようになっているそうです。都会だから野生の動物とは遭遇しないという時代は終わったのかもしれません、近所の公園にクマが出て警察が出動なんてこともあるかも、しかし、「ネコ」が空を飛んでいたらゾッとします。

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